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「オイル寿しと”知の探索”」東京Ichie vol.15:2021/05/23

5月の東京イチエの月例会は、幹事が大好きな街「銀座」の名店を再び選定しての開催でした。しかも、オイルと塩で食べるという、世界初の新感覚のスシ店。

店名は「米菜°sakura 織音寿し」、ベイサイド・サクラ・オリオンズシと読みます。地産地消のパイオニアとも呼べるイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが新たに考案したオイルと塩で味わう「オイル寿し」です。

私たちは、ランチ例会ということで、おまかせ握り10貫とつまみ2品、デザートが付いたランチコース『浜風』をオーダー。職人を目の前に、味わいに緩急のついた構成のおかげか、途中で醤油が欲しくなることも無く、最後まで飽きることなく楽しめた、まさに”食のイノベーション”でした。

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そういえば、イノベーションについて、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんが語っていました。

イノベーションの根源は知と知の組み合わせです。新しいことを生み出すには、遠くの新たな知を見つける「知の探索」が欠かせない。』『知の探索には時間もコストもかかり、失敗が多いので、一見無駄に見えてしまいます。しかし、不確実性が高まり、変化が激しい時だからこそ重要になるのです。
読売新聞2020/7/8 WATCHERS「経営改革 今がチャンス」

世はコロナ禍の真っ只中。変化が激しく、不確実性は嫌という程に高まっています。クラブ代表である私の当面の目標は、当然、30周年の達成ですが、それには、この記事にもあるように、時間もコストもかかり、失敗と思えるような事柄も起こります。

現在、私たちのクラブも淘汰の時期に入って来ているのでしょう。今年に入って、63名いる正会員の59%が、いまだ一度も月例会に参加出来ていません。こんなことは、発会以来27年間の中で初めてのことです。

だからこそ逆に、飽くなき探求心と好奇心を持って、素敵な「知」の交流の場を創る、”探索”の努力を続ける主宰者です。

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