見出し画像

杉本幸雄『ぼっち起業』で生きていく。

・本書は、虐待やイジメに遭い、「障がい者」というあだ名を小学生の頃につけられるなど、人生の前半はドラマのようなどん底人生だったが、コンサルタント業で起業し、日本で随一のぼっち起業コンサルタントとして、ぼっちや陰キャ経営者からのコンサル依頼が絶えない著者が、自身が人生逆転した考え方とやり方を、誰にでも簡単に実践できるようノウハウ化した1冊。

・著者は、幼少期からいつも"ぼっち"でイジメられ、社会人になってからはアルバイトでも派遣スタッフでも正社員でも、どこで働いても長続きせず、正社員としてだけでも転職を10社以上繰り返し、自分のことをなんの取り柄も存在価値もない"ダメ人間"だと思っていた。
・しかし、あるときから図々しく、自分本位で空気なんて読まないで強く生きることを決意し、"ぼっち起業"をした。
・著者は、「かかわる人みんなに人生で勝ってほしい」という想いで、コンサルタント業をおよそ20年前から行なっている。ネット通販コンサル事業からスタートさせて、これまで110億円以上売り上げ、約8000人を助けるという実績を持っている。
・"ぼっち起業"には、
①自分の可能性を、自分で否定しない
②自尊心を持つ
③必要な努力は、するのが当たり前
④空気なんて読まない
⑤過去を悔やまない、今を生きる
という5つの原則がある。
・あなたの最強の応援団はあなた自身です。自分を大切にし、自分の可能性を信じることが、大事なのだ。
※ぼっち起業で、最初に目指すべき方向についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。

・ぼっち起業の特徴は、
◇マイルール&マイペースが当たり前
◇いつも一人行動が基本
◇嫌な相手とはかかわらなくてもOK
など、メリットがいっぱいである。
・会社員やアルバイト、派遣スタッフの場合、「給与をもらっている」という労働者として働いて賃金を支給されているポジションにいる。
・彼らの多くは、「雇われている生き方は、自分の人生に大きく影響する部分を、会社や上司という他人に委ねてしまっている」ことに自覚が足りない。
・雇われて稼ぐ行為は、自分の時間や能力を会社に売っているのと同じなのだ。この稼ぎ方は、すべての人に向いているというわけではない。
・なぜなら、雇われている間、不安やイライラが尽きない人たちがいるからだ。これらの不安やイライラは、会社で雇われている限りは避けられない。
・雇われないで、"ぼっち起業"する選択で、自分の人生を自分だけでコントロールすることができる。
・ぼっち起業の不安やイライラの大半は、「自分が売り上げられるかどうか」である。しかし、それは自分のスキルや価値を高めることで解決できる。
・また、自分の得意や「好き」を仕事に選ぶので、必要な努力は必要だからやるので、意味もわからなく、やらされているのではない。やりがいだけでなく、充実感や生きがいさえも感じられる。
・このように、雇われない生き方、稼ぎ方を選ぶことで、不安やイライラを減らし、自分の人生をより豊かにすることができるのだ。
※どういった人に"ぼっち起業"をおすすめしているのか、"ぼっち起業"で成功している人たちのケース(イーロンマスク・孫正義など)についても述べられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「ぼっちは、ひとり起業に向いている」「『ぼっち起業』で成功した人たち」「失敗確率を減らす『ぼっち起業』の準備」「『ぼっち起業』で何をするか?」「『〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇』こそ、ぼっち起業家の売上をつくる」「成功する『ぼっち起業家」のお金と時間の使い方」「最強ぼっち起業家へのドSトレーニング」「ぼっち起業家のやっちゃいけないNGリスト」「明るい未来しかない、ぼっち起業のメリット」という章で構成されており、ぼっちでも最低限のコミュニケーション&人付き合いで、ストレスフリーで稼ぐ方法について解説した内容となっている。

あなたが弱みと感じているものが「強み」だと気づかせてくれることが収録されています。人見知り、コミュ症だと感じている方、周りにそういった方々がいらっしゃる方にぜひ読んでもらいたいです。

#瞬読アウトプット #1分書評 #フォレスト出版 #起業 #コミュ症 #人見知り
Amazonはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?