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いくみ「ワーママ30年&女性管理職18年の人気ブロガーが語る女性管理職が悩んだ時に読む本」

・本書は、8年間の非正規雇用を経て40歳で復帰し、現在は上場企業で管理職歴18年で、部下の延べ人数が200名以上で、会社員歴37年、ワーキングマザー歴30年の経験を背中にいる人たちに伝えたいとブログを運営し、2000記事を執筆、Twitterは元気になる朝ツイートを毎朝投稿し、約15,000フォロワーを持つ著者が、自らの経験をもとに、女性管理職の悩みあるあるを60にまとめた1冊。

・著者が考える「管理職のやりがい」とは、「経済を回している、その担い手になっている」ということである。
・一般職の時の見えている世界は、自分の業務やその周辺で起こっていること。

女性管理職の悩みあるある(一部)
1 プレイングマネージャーは辛いよ
・管理職を任されるようになっていきなり、「マネジメントだけやればよい」ということはまず、ありえない。
業務実施者(プレイヤー)もやりながら、少しずつ管理者(マネージャー)にも取り組んでいくこととなるが、この「二足のわらじ」が結構キツイとのこと。
・最もシンドイのが気持ちのバランスのとり方と著者は語る。自分のなかでは「まだまだ新米なのでお手柔らかによろしく」と言いたくなってしまうが、周囲からは管理職になった途端「あなたは管理職なんだから」という目で見られる。
・向き合い方として、「一気呵成(いっきかせいに心根を切り替えようとせずともよし。やりながら走りながら考えていけば、やがて「経験」という財産が積み上がって自分なりの方法を見出せるもの。
・すると、当初は「この人管理職のくせに(全然できてないじゃない)」と冷ややかな陰口を言われてしまっても、いつのまにか「この管理職、やるねぇ」と賞賛の声も届くようになる。
※この項目についての詳細並びにワンポイントについては、本書をお読みください。

13 年上&男性の部下さんとの接し方
・男女かかわらず、管理職として部下さんと接するのに「年上」の相手には気を遣うもの。女性管理職の場合はさらに「年上&男性の部下さん」というお相手に対して、つい苦手意識を抱いてしまいがち。
・向き合い方として、「まず、苦手意識を取り払う」こと。こちらが苦手だと感じてしまうと、相手にもそれが敏感に伝わってしまうもの。年上だろうが異性だろうが分け隔てなく上司として接することが大切。
※年上の部下さんとのコミュニケーションにおいて大事なことについても、触れられているが、詳細は本書をお読みください。

39 自分の健康管理にも気を配ろう
・役割や時間に追われてしまうがあまり、自分の健康管理をないがしろにしてしまってはいけない。
・著者も、40代頃の時、子供の学校行事役員やら仕事やらいろいろ追われているうちに、気づいたら胃潰瘍にに罹ってしまった経験がある。
・健康との向き合い方として、勤務先で実施される年1回の健康診断受診はもちろんら少しでも体調に異変を感じたら躊躇なく病院に行くことを勧めている。
※また、「体のある箇所」のメンテナンスも推奨しているが、どの箇所については本書をお読みください。

・本書では、「女性管理職の時代がやってきた!」「女性管理職の悩みにお答えします!」という2部構成となっており、第1部では、「著者のキャリアのあゆみ」「女性管理職はやりがいを持って頑張れるのか」という内容を中心に取り上げられ、第2部では、女性管理職の悩みあるあるを「職場」「プライベート」「生き方」に分けて紹介し、最後は「人生100年時代においての長寿の秘訣」について紹介した内容となっている。

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