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はじめまして、広告業界

春を感じる余裕もないまま、お外はすっかり夏模様。
先日久しぶりにお仕事で外に出ました衣笠楓です。

こんな状況下でも、
電車にはリクルートスーツを着た就活生がちらほらと。
そんな頑張っている姿を見て、
今日は私が広告業界に出会った頃の話をしようと思います。

「どこの業界を見ているの?」

家族や友達とそんな会話をした覚えはありませんか。
金融・商社・メーカー・コンサル…
答えは人によって様々です。
割と即答できる人って多いんですよね。感心しました。
他人の就職活動に興味もないし、
誰がどこの会社に入ろうと自分には関係ない。
「へ―、すごいなー。」
って聞き流すことが当時は多かったです。

だって、
就職活動って誰かと比較するものじゃないし
勝ち負けなんてないから。

当時は正直、
自分自身が興味を持てる特定の業界というものが
ほとんど無かったように思います。

転職を前提とした就職活動

興味はない、
でも就職活動はやらなければならない。
そんな時に所属していた大学のゼミの教授とこんな話をしました。

今の時代、転職は当たり前。
転職先ってどうやって選ぶと思う?

多くの就活生はきっと目の前の内定を目指して、
必死に頑張っていると思います。
それなのに、転職まで考えるのかと思う人もいるかもしれません。
あれは当時、大学3年生の時です。
まだ社会人として最初に入社する会社も決まっていないのに、
教授はそんな先の話をしてくれました。

脱サラして全く違う業種にチャレンジする人ももちろんいる、
けれど多くの人は自分の職業に近いものや、
仕事の中で関わる業種ことの多い業種に興味を持ちやすい、と。

これは可能性の話ではなく、
あくまで 視野 の話だと思うんです。

身近なところに、目がいきやすくなるということを
この時に教授は教えてくれました。

これがきっかけで、
私は転職を前提とした就職活動をするようになりました。
より多くの業界、より多くの物事に触れられる場所。
それが私にとっては広告業界だったんです。

広告業界という大きな樹

実際に広告業界に入ってみると、
本当に多くの業界やニュースに触れることが出来ました。
これはきっと、広告業界に限らず
テレビ局などメディア業界にも似たようなことが言えると思います。

クライアントも多種多様で、
飲食メーカー、家具メーカー、家電メーカー、飲食チェーン
金融、製薬会社などなど
世の中にあるありとあらゆる企業がクライアントとなり得るのです。

そして協力会社には、
テレビやラジオ局、新聞、雑誌、出版社、
制作会社やイベント会社、芸能事務所に至るまで。
本当に多くの業界の人と出会う機会が多いと感じました。

まるでそれは
自分たちの会社が大きな樹の幹となり、
様々な業種の人と関わり仕事をしていく中で
何本も枝分かれをしていく大樹のようなものなのです。
その枝の数だけ、選択肢がひろがるんです。

私は、
ファーストキャリアとして広告業界に入ったことは良かったと感じています。
今、自分が広告業界で仕事をしながら
様々な業界や企業の裏側まで知りながら
まるで業界研究をしているかのように働けていると感じるからです。


転職はネガティブなことじゃない。
だからこそ、
いま、目の前の企業だけにとらわれることなく
常にその先を見通して就職活動を進めてみるという方法も1つだと思います。

視野がひろがるファーストキャリア
きっと見つけられますように。


またどこかのタイミングで、
広告業界のお仕事についても紹介したいと思います。

いただいたサポートを、日々の原動力に変えて頑張ります! これからも言葉にすることを恐れずに。