僕は愛煙家

最近の世の中は、喫煙者にとっては世知辛い。


建物内で禁煙の場所は増えてるし、飲食店でも吸えなくなった。
居酒屋でもテーブルで吸えなくなったのはとてもしんどい。
街中でも喫煙スペースは少なくなっている。



たばこは百害あって一利なしとよくいわれる。

体力は衰えるし、頭の回転は悪くなるし、喉も弱っている気がする。

しかし、たばこは愛煙家によってはかけがえのないものだ。

お酒が好きな人がお酒を求めるように、
読書が好きな人が本を求めるように、
愛煙家はたばこを求める。

時にはたばこがコミュニケーションのツールになってくれる。
喫煙所での出会いは多い。

そこで出会った人がかけがえのない人になることだってある。


理解してくれなんて言わない。

確かにたくさんマナーが悪い愛煙家は多い。

喫煙場所以外で喫煙したり、歩きたばこをしたり、ぽい捨てしたり。


同じ愛煙家として、少しやるせない。


しかし、たばこが媒体だからこそ、悪目立ちする気もする。
けっして擁護している訳じゃない。

マナーが悪いのは良くない。

しかし、愛煙家以外でもマナーが悪い人なんてたくさんいるじゃないか。

歩きスマホ、ゴミのぽい捨て、酔っぱらって道に転がってる人、車の運転の荒い人。
何が違うのか?


人は、自分が理解出来ないこと、わからないことになると途端に遠ざけたがる。攻撃したがる。


わからないこと、は嫌いに近い感情なのかもしれない。

だからこそ、世の中は僕らに牙を向く。


同じ人なんていないのだから。

互いに完璧に理解し合うなんてことは無理だと思う。


でも歩み寄ることは出来る。
踏み込まないことだって出来る。


よく理解もしないで、先入観だけで攻撃するのは違う。


だいぶ影響を受けている。

逆ソクラテス。




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