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瀬戸芸リベンジ旅振り返り①~小豆島の恋...Sさんに会えて良かった~

15日以降noteの更新が出来ていなかったので、瀬戸芸リベンジ旅の振り返りをしようと思います!長くなりそーう!

10/15(火)晴

夜行バスで高松へ出発!天気を見ると金/土が雨予報だったので、レンタサイクルが必要そうな小豆島から周り、徒歩で周れる小さめの島は後半にすることにしました。

10/16(水)晴

・芸術祭パスポート

荷物を高松駅のコインロッカーに預けて、総合案内所へ。夏会期の未使用パスポートを3シーズンに昇格出来るか聞いたのですが、NGとのこと。仕方なく秋会期のパスポートを買い直しました。計8,000円も払ったのだから、沢山周るぞー!と意気込む。パスポートケースも買ったので、首から掛けるスタイルに。ガチ勢感出て参りました。

・向かうは小豆島の土庄港

いざ、小豆島へ出発!小豆島は7個の港があります。高松港からフェリーが出ているのは、①土庄(とのしょう)港、②池田港、③草壁港の3つです。この日は一番高松に近い西側の土庄港へ向かうことにしました。

因みに、高松港から少し歩いた先に高松東港というのがあり、そこからだと小豆島の東側へ行ける④坂手港への高速船が出ています。

その他は高松とは直接繋がっておらず、⑤土庄東港は直島、⑥福田港は兵庫県の姫路、⑦大部(おおべ)港は岡山県備前市の日生(ひなせ)港にアクセスすることが出来ます。小豆島に宿泊すれば、高松にこだわらず色んなルートが取れて楽しそうだったね~。(もう遅い)

・3日間フェリー乗り放題の乗船券…

それから、3日間フェリー乗り放題2,500円という乗船券があるのですが、今回予定を全然立てて行かなかったので買いませんでした。結果的にめちゃくちゃお得だったのにど阿呆です。因みに秋会期のみの島のフェリーは使えないのです。そういうのが難しいよね~。

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土庄港から、作品がまとまっている迷路のまち周辺まで約30分程歩いて行くことにしました。みんなバスにしてたけど、一人でいると待つのが辛いんだー。

・迷路のまち周辺

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↑ sd04 目「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」

写真が下手なのしかない。外壁が室内にまで延びていてかまくらのような丸みを帯びた白くて狭い部屋を歩きます。最初、こえび隊の人に英語で案内された。氷女芸祭あるあるなんだけど、一人で静かにしてるからかめちゃめちゃ中国人に間違えられる。

・小豆島ふるさと村

とりあえずバス停を見つけたので乗ってみた。乗ったは良いが、中国人観光客で激混みで今にも死にかけの爺さん婆さんに席を譲ることも出来ないレベル。申し訳なくなってきたし、中腹まで来た気がしたのでバスを降りた。ちょっと歩くとご飯を食べるところがありそうだったので、向かった。(テキトー旅)

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小豆島ふるさと村のオリーブラーメンと焼きおにぎり。食べ過ぎ。お兄さんがしょっぱかろうと何度も水を注いでくれた。これが運命の出会い。

ここからバスも出ているけど本数がかなり少ないのでレンタサイクルを借りた。先ほどの水を注いでくれたお兄さんが自転車の説明をしてくれて、送り出してくれた。これが、運命の出会いになろうとは。(何度も言う)担当者欄でお名前を知る…Sさん、その節はありがとう。

・三都(みと)半島へ
Sさんに見送られて(見送ってない)、三都半島の作品郡へ向かう。風邪が気持ち良い。車で周っている人が多いのか、この辺りは人っ子一人いない。

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↑ sd10 土井満治(みつはる)「境界線の庭」

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↑ sd12 田中圭介「Utopia dungeon」

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↑ sd14 友定睦(ともさだむつみ)「明日の海」

障子がスクリーンになっていて雄大な海を映し出していて、そのスクリーンが回転しているのでミラーボールに照らされた薄暗い室内が時折垣間見える。コントラストが綺麗だった。

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↑ sd15 鹿田(しかだ)義彦「過去と現在の山にのぼり、銀未来の海をながめる」

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↑ sd12 田中圭介「Utopia dungeon」

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↑ sd17 志水児王(じおう)「エレメント」

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↑ sd18 髙端(こうすい)「"Stand Up!" Series/駆け出した犬、浮遊する象」

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↑ sd19 伊東敏光+広島市立大学芸術学部有志「山声洞」

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↑ sd11 フリオ・ゴヤ「自然の目「大地から」」

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・Sさん

三都半島の作品をコンプしたので、小豆島ふるさと村へレンタサイクルを返しに行った。するとSさんが、「これからどちらへ行かれます?近くだったら良かったら送って行きますけど?」と言うので、プロポーズかと思って目玉が飛び出る程驚いた。とりあえず、歩いて行こうと思っていた20分程のバス停まで、送って頂くことにした。他に乗客がいるのかも知れない、私だけだと思って氷女ったら馬鹿ね…と思っていたけど、Sさんが出した車に私以外誰も乗ることはなかった。2人だけのドライブです。Sさんってば私をどこへ連れて行くつもり…?(バス停です)

こういう時って助手席?後部座席?でも近いとマジで恥ずかしくて呼吸困難になるかも知れない、無職になってから男性と殆ど話してなくて免疫が死んでいるぞと思ったので控えめに後部座席へ座った。(正解)

バス停へ着くと、Sさんは車のドアを開けて下さった。車のドア開けて貰う処女をSさんに奪われた。「バス停の場所は分かりますか?」と聞かれたので「行きと一緒なんで多分大丈夫です」と言うと、丁寧にバス停の場所まで一緒に歩いて教えて下さり、キュンキュンキュン切ない You know I can't stop loving you、日向坂ちゃんがこの胸を支配した。最後に掛ける言葉を探したけど、それは「本当にありがとうございました」だった。オイオイオイオイオイ~!オイオイ~!(←私の中の氷女おじさんの野次)

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↑ 車へ戻っていくS氏を盗撮。

白い半袖のポロシャツがこんなに似合う人がいるだろうか。そういえば、左手の薬指を見るのを忘れていた。こんな優しい人、結婚していない訳がないな…。私の中でオリーブの実が弾けた。

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バスに揺られて、暮れ行く土庄港へ再度戻って来た。時が過ぎて今、心から言える。Sさんに会えて良かったね、きっと私。(キョンキョンです)

続く。

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