「臥薪嘗胆」を考える
がしんしょうたん
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将来の成功を期して苦労に耐えること。
薪の上に寝て苦いきもをなめる意から。
「臥」はふし寝る意。「薪」はたきぎ。
「嘗」はなめること。「胆」は苦いきも。
もとは敗戦の恥をすすぎ仇を討とうと、労苦を自身に課して苦労を重ねること。
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「臥」 横になってねる。うつぶせになる。
「薪」 まき。たきぎ。
「嘗」 味をみる。なめる。
「胆」 ①消化器官、②決断力や勇気の生まれ出るもと。きもだま。
薪の上に臥し、胆を嘗(な)める。
苦労に耐える、ということの意味。
将来に成功することを前提に、
今は、薪の上に臥し、
胆を嘗(な)めるくらいの苦労に耐えること。
大事なことは、
頭では成功するイメージを描いていること。
成功しようと思わずに、ただ苦労に耐えるわけではないこと。
そういうことだと思います。
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