
インターンワークショップ「働くことの意義」
「働くって、なんだろう?」
この問いに明確な答えを持つ人は、案外少ないかもしれません。そこで、ICDSでは2025年4月入社予定の新卒社員を対象に、「働くこと」をテーマとしたワークショップを開催しました。今回の記事ではワークショップの内容をお伝えします。
今回のワークショップには以下の4つの目的があります。
1. 働く意義の探求
自分にとっての「働く」とは何かを考え、価値観を整理する
2. 組織との整合性を図る
ICDSのミッションを理解し、自分自身の目標と重ね合わせる
3. 働く不安の軽減
入社前の不安を言語化し、解決の糸口を見つける
4. 成長意欲の醸成
自己実現に向けた目標を明確にし、前向きなスタートを切る
「新卒者の皆さんが『働くこと』に対する理解を深め、安心してキャリアの第一歩を踏み出せるようサポートできればと考えて構成しました。
ワークショップの内容
1. 働くことの意義を考える
まず、「働くとは何か」をテーマに、自分自身の価値観を掘り下げる時間を持ちました。以下の問いをもとに、それぞれの考えを深めていきます。
・あなたにとって働くとは?
・働くことで「与えたいもの」と「得たいもの」は?
・働くことでどんな自分になりたい?
このセッションでは、自分の価値観を言葉にすることだけでなく、他の人の意見を知ることで新たな視点を得る機会となります。
自己実現を目指す新卒者たちの意識に驚かされる
今回のワークショップで特に印象的だったのは、新卒者の皆さんが「自己実現」に対して非常に高い意識を持っていたことです。
「働くことでどんな自分になりたい?」という問いに対して、以下のような回答が挙がりました。
・なにか一つでも秀でている人間になりたい
・様々な選択肢を持てるようになりたい
・自己理解を深め、自己肯定感を高めたい
私が同じ年代だった頃を振り返ると、「生活のために仕事を覚えなければ」という考えが優先され、未来をここまで深く考えたことはありませんでした。それに比べて、彼らがしっかりと自分の未来を見据え、働くことをポジティブに捉えている姿勢には感心させられるばかりです。
自己実現を大切に考えている背景には、社会全体で個々のキャリアや成長を重視する風潮があるのかもしれません。こうした意識の高さは、これからの働き方においても大きな強みになると思います。
2. 不安を言語化して整理する
次に、「働くことへの不安」をテーマに、不安を具体的に書き出し、整理するワークを行いました。不安を「重要度」や「自分で変えられるかどうか」で分類することで、解決の糸口を見つけるプロセスです。
このセッションでは、不安を単なる「ネガティブな感情」としてではなく、「どうすれば克服できるかを考える課題」として捉える視点を持つことができます。

3. 理想の未来と望ましくない未来を描く
最後に、「理想の未来」と「望ましくない未来」を考えるワークを行いました。
このセッションでは、ポジティブな未来だけでなく、ネガティブな未来についても具体的にイメージし、それらを対比することで行動計画を明確化することを目指しました。
たとえば、「充実した生活を送りたい」「周囲に信頼され、成長を続けたい」といったポジティブな未来像が挙がりました。一方で、「やりたいことができず時間に追われる」「方向性が定まらず迷走する」という避けたい未来も見えてきます。
これらを対比する中で、「どのように時間を使うか」「何を優先するか」といった具体的な取捨選択の重要性を実感できます。理想の未来に向かうための一歩を踏み出すワークです。
ICDSのミッションとつながる時間
今回のワークショップを通じて、ICDSが掲げる『ICTで縁ある人たちを幸せに』というミッションを体験してもらいました。対面で付箋を使っての進行でしたのでICTの力はあまり使いませんでしたが(笑)
ワークショップを通じて、新卒者の皆さんが「働くこと」を多様な視点で考え、それぞれの価値観や目標を明確にする姿を見守ることができました。そして、私たち主催側も、多様な意見や価値観に触れる中で多くの学びを得ることができました。
働くことは、誰かに価値を提供しながら、自分自身も成長するプロセスです。今回のワークショップが、その第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。一緒に、ICDSのミッションを実現する未来を創り上げていきましょう!
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