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Amazon物流センターのしくみ・・・2つの秘密兵器?を駆使する王者の貫禄

Amazon物流センターはいずこに?

 Amazonの物流センターはいろんなところにあります。
ここでは、ある程度大規模な物流センターがあるところだけを紹介します。

 関東では、千葉県市川市にある物流センターがしばらく関東の配送を担当していました。
では、関西ではどこでしょうか?
一番最初にできた関西での大型物流センターは大阪府堺市になります。(2009年)

 Amazonでは何故か、空港名でセンターを呼び風習?があります。
よって、この堺のセンターの通称名は「KIX」になります。
つまりは、もよりの関西国際空港からひっぱってきています。

 Amazonでは、センターのことをFCと呼びます。
堺であれば、堺FC=堺フルフィルメントセンターになります。

 2018年4月現在では、15センターになります。
東から順番に、市川、八千代、川越、佐山、川島、八王子、川崎、小田原、多治見、堺、、大東、藤井寺、総社、鳥栖などになります。

最初の新しいしくみが入ったセンターはどこ?

 最初に新しいしくみが入ったセンターがあります。
2つあるしくみのうち、1つめのしくみです。
どこだかわかりますか?

 実は、堺FCです。
西日本を支える基幹のセンターです。
意外じゃないですか?
普通なら関東圏にできそうなものですが・・・

 このあたりの事情は私にはわかりませんが、堺から始まった新しいしくみがAmazonのその後の躍進を支えていったと言っても過言ではないと思います。
堺FCからスタートしたそのセンターのしくみは、その後、鳥栖、多治見、小田原へと拡大していくことになります。

日本ならではのしくみ・・・あるシステムが初導入される

 今、Amazonでの新しいしくみというと・・・床をはうように動き回るルンバ型のロボットを想像する方もいるかもしれません。
そういう方は、物流関係者か物流通な方ですね。
このルンバ型ロボットが活躍し始めるのは、もっと後になります。

 この堺FCでは、高い入出庫と省スペースを可能にした新しいケース自動保管システムがAmazonとして初めて導入されています。
もちろん、海外のAmazonではこのしくみはありませんので、日本が初めての日本独自のしくみと言えます。

ロングテール商品って覚えてますか?

 前回、ロングテール商品についてお話ししました。
Amazonでは、このロングテール商品が販売においてとても重要です。
それをバックで支えるのが、前述したケース自動保管システムになります。

 ある会社製(日本)の物が、Amazonでは採用されています。
このケース自動保管システムですが、元々は別な会社が日本での本当の先駆けですが、処理能力では遙かに凌駕していますので、ここでは別物としておきます。
実際、その後、いろんな物流機器メーカーが同様なシステムを開発しています。
どこのものが優れているのか?
それは、この場では秘密とさせて頂きます。

小田原まで導入されていったケース自動保管システム・・・その後は?

 小田原まで、ケース自動保管システムが導入されていきました。
その後のセンターでは、別な新しいしくみも導入されることになります。

それは、何か前述のルンバ型ロボットです。

次回は、このあたりを公開されている動画も交えて紹介したいと想います。

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