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【ワシントン大学交換留学】陰キャは9ヶ月間のアメリカ留学で英語がどれだけ伸びるのか

はじめまして、イボイノシシです。
2022年9月→2023年6月まで、アメリカのシアトルにあるワシントン大学に交換留学してました。


スザロアレン図書館 
ハウスダストアレルギー持ちだからいつも鼻水が止まらなかったけれど、素敵。

私の留学前の一番の不安はこれでした。

ネガティブクソ陰キャの自分でも、
9か月の留学で英語が上達するのか???


SNSで見かける留学生はキラキラしていて参考になりません。
彼らは異国の地でも難なく友達を作る特殊能力がありますが、悲しいかな、このイボイノシシにはありません。

友達ができない→英語のアウトプットの機会がない→留学したのに話せない
になるのがとても怖かったです。

留学前日も「留学 行きたくない」「留学 友達できない」で調べてました。ダサすぎる。

留学前→留学後のTOEFL iBTの変化

留学前

Speakingが絶望的だ!!

留学後

Speakingはまだまだですが一旦満足

Writingの新形式の勉強以外は全くしませんでした。

英検1級も受かりました!

 英検1級も合格できました!

結論として、
9ヶ月の交換留学で英語はけっこう伸びる!
と思います

ここからは留学中の英語力への個人的な体感についてなので、読みたい人だけで大丈夫です。

留学中の英語力の体感

全体的にはこんな感じでした。

1~6ヶ月目

6ヶ月目までは毎日ほとんど変化を感じられず死ぬほど苦しかったです。
授業の英語は、TOEFLとほとんど同じなので理解できますが、若者の会話が全くわからない。日本語でも意見を持たないトピックも多く、グループワークやディスカッションは地獄。
アメリカ人のルームメイトになにか訊かれても、聴くのが精一杯だから返答を英語にするのにすごく時間がかかる。

1日目はアメリカ人ルームメイト2人の言ってることが分からず、寝たふりしてました(泣)。
今思い出しても悲しい!!!

6ヶ月目~7ヶ月目

6ヶ月目くらいから、最初のように全力投球で聴かなくても、ふわっと内容が掴めるようになってることに気づきました。
ここからスピーキングが徐々に伸びていくのを感じたので、これまでの地道な長い期間は、赤ちゃんが言語を喋りだす前に必要なインプットと同じだったと思うことができました(思うようにしました)

この辺から、大量の課題にも慣れて余裕が生まれ、ボランティア活動に参加する余裕も生まれました。

8ヶ月目~9ヶ月目

アメリカ人のルームメイト達とも、この時期は頭をフル回転して日本語→英語に翻訳しなくとも、英語が自然に出てくるようになり、いっぱい話してやっと仲良くなれました。

もちろんいっぱい文法ミスしますが、それ以前に、これまであった、英語ネイティブ+知らない人と話すことへの恐怖が減ったのが大きかったです。
課外活動やボランティアで知り合った初対面のネイティブともそんなに恐縮せずに会話を楽しめるようになりました。

ちなみに、リーディング・ライティングに関しては毎日成長を感じることは無かったですが、帰国後、英米文学の短編を読んだ時、めちゃめちゃ読む・書くのが速くなってることに気づきました。前より分からない単語が減ったし、ライティングは前は日本語を考えてそれを英語に翻訳してたのが、英語で言葉を自然と導き出せるようになりました!
でもそれもそのはず、1授業だけで1週間で600ページ読まされたこともあったから…。

3ヶ月で3科目文学履修しただけでこんなに読みました

結論

6ヶ月間で耳が慣れ、8ヶ月辺りであまり考えずに言葉が出てくるようになります!

もちろん、まだまだネイティブには程遠いし、同じ期間で私以上に伸びる留学生もいっぱいいると思います(キラキラ陽キャさんなら特にな!)。
でも、これまでにあった、実力とそれに合わない高いプライドの間にあった自意識の壁を壊し、できない自分を受け入れることができるようになったことが一番の収穫だったかなと振り返って思いました!

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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