家づくりをはじめる決心をしてから大工さんに初めて逢うまでの話
築50年以上
フランス生活への第一歩はこの納屋をリフォームすることから。
築50年以上経っているとても古い納屋。
柱や梁がとても立派なので、これを活かしつつ漆喰塗りにする予定です。
今現在僕たちはアパート暮らしをしていて、それはそれで楽しいんだけど、そろそろ家建てたいねってなって、それなら土地代がかからない実家に建てようとなったわけです。
茨城にはカフェオーナーすら憧れるという有名なカフェがあって、僕たち夫婦も大好きでよく通ってるんだけど、家を建てるならこんな感じがいいねってずっと前から話していたので、そこを手掛けた大工さんのことはばっちり調べてあったのでした。
頃合い
マイペースが服を着て歩いているような僕たちだけど、時にはなかなかの行動力を発揮することもある。
その日、思い立ったら吉日ということで、僕たちは大工さんの事務所のある下妻市にクルマを走らせた。
近くまで行って、店の場所がよくわからず、電話してみることに。
「あぁ、今いないんですよ。打ち合わせに出ちゃってて」
ありゃー、行動力が完全に裏目に出たパターンだ。
そういえば、3時間くらいかけて富士急ハイランドに行ったらまさかの休みだったり、定休日を避けて行ったはずのカフェが4回連続で臨時休業だったり、僕たちは不運が服を着て歩いているような人間だったんだっけ。
そろそろ僕たちも先を考えて行動するということを覚えてもいい頃だ。
まずは電話。これ大事。
写真は納屋の2階の窓。
微妙に歪んでいたりするんだけど、そういうキッチリしすぎていないところが好きです。
大工さんと初対面
そんなこんなで今日はダメかと思ったんだけれども、大工さんは打ち合わせの後にウチに寄ってくれるとのこと。
ソワソワしながら夕方まで待ちました。
どんな人だろう?
そして陽も落ちてきた頃、大工さんは現れました。
トラックか何かで来るのかなという大方の予想を裏切り、フェアレディZに乗って颯爽とやってきたのでした。
少々面食らいながらもその大工さんと納屋を見ながらいろいろと話をしました。ちょっと茨城なまりの強面だけど優しそうなオッチャンってイメージ。
この人に任せておけば大丈夫。なんとなくそんな気がしたのです。
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