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【アンスクーリングで気がついた教育5つの思い込み】

「学校でないとこどもが勉強しない」というのを聞きますが、では、学校に通わないと一体どうなってしまうのでしょうか?アンスクーリングをしている人たちは、アンスクーリング後に、こどもの学びについて、2つの変化を経験しています。1つめのこどもの学びの変化は、こどもが学びに主体的に学ぶようになった様子をみます。2つめは自分自身の学びに対する考え方の変化です。

アンスクーラーは、初めから絶対アンスクーリングだと決めて実践した人は少ないです。多くは学校に通っていた人たち、あるいはホームスクーリングをしていた人たちです。その中で、こどもの学び方への気づきがあったり、あるいはこどもが学校に行く行かないという日を経験する中で、教育に対する問いを立てて、その結果アンスクーリングを選んでいる人が多いです。我が家の場合は、突然学校が閉校になり、学校探しをするうちに、教育への問いが出てきました。

では、アンスクーリングの前後で、学びにどのような変化が起きたのでしょうか。今回は、「教育はこうだ」という思い込みから離れていく過程をご紹介します。

なお、このお話は「正しい教育を考える」のではなく、「教育を主体的に自由に考える」ものです。ですから、主体が変われば、つまり別の人が考えれば、他の考えが出てくると思います。様々な考え方が入ることで、自分の無意識を意識するようになり、「自由に考える」ことに繋がると思います。今回は5つの思い込みエピソードです。

なお、こちらはシリーズの第4回目です。最初からご覧になりたい方は、以下のリンクからご覧くださいませ。
第1回 なぜ学校でなくてはいけないのだろう
第2回 ホームスクーリングからアンスクーリングへ
第3回 アンスクーリングが注目され始めた理由


思い込み1:先生がいなければ学べない

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