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【個別最適化教育をちょっと考えてみた】

個別最適化教育って良いものに聞こえます。なんと言っても個別に最適化されているというのですから。嬉しいですよね。ですけど、ちょっと考えてみました。

自分にとって最適な教育とはなんでしょう。

何を持って最適と言えるのでしょうか。

最適化されるものの中に、どれくらいの選択肢が入っているのでしょうか。それはその人にとって最適なものなのでしょうか。

それに最適は、刻々と変わると思うのです。

最適という言葉が「ベスト」を表しているかというと、そうでしょうか?

とはいえ、いい感じには聞こえます。

本当の最適は、本人しかわからないのではないかと思うのですが、いつか本人が気が付かないようないい選択肢を外から出してもらえる仕組みが出てくるのでしょうかね。

そんなことを思いました。

でも、まだないですね。では、今、私は、どうしているかというと、ブレインをたくさん外側に持つことです。

多様な考えを持った人、多様な経験のある人、多様な世代と連絡ができるような感じで繋がっておき、いざとなったらその人たちに相談します。

どうしても自分に近い考えの人と繋がりやすいのですが、そうでない人とも繋がるように意識します。

その基準は、「注意されることがあるかどうか」

自分と同じ価値観の人と付き合っていると、あまり注意されたり、怒られたりみたいなことがなくなります。ですけど、違う考え方を持っている人がいれば、時々「それ変だよ?」と指摘してくれるのです。

共感されることが良いと言われる昨今で、あえて共感してもらえない人と繋がっておくという変な感じかもしれません。ですけど、これこそが、自分の視野を広げて考えられるためのブレインです。

私の個別最適化は「心地良い」という学びだけではなく、「それ変だよ」と指摘される部分があることです。

指摘してもらうために、なるべく謙虚にいます。

それでは、また!



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