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【教育デザイン・参加型ワークショップ開催 5/28】

長らくの間、教育は”受けるもの”として捉えられて来ていました。しかし、学校が休校となった時、教育が”受けられない”という問題を多くの人が抱えることになり、それと同時に”教育”について、これまで以上に「主体的」に考える時間が増えたことも確かだと思います。


「教育をする」ということ

教育をするという表現は、よく使われています。

例えば、「学校は〇〇教育をするべきだ」「子供にはこういう教育をする方がいい」などです。

もし、主語を「学生」や「生徒」に変えた時、「〜教育を受ける」となることでしょう。


主語を「私」に変えた”教育”

では、私の教育を私自身が考えた時、どう表現するでしょうか?

表現は大きく二つに分かれると思います。

主体的な表現と受動的な表現です。


「教育を受ける」は、主体的か受動的か?

「私は〇〇で教育を受けています」という表現があります。これは主体的でしょうか?受動的でしょうか?

両方の解釈があると思いますが、私を主語にした時、誰かが教育を「する」から、「受ける」わけです。

教育は受けることしかできないのでしょうか?


教育は、学ぶ者が主体的にデザインできる

率直に申し上げて、私は教育は学ぶ者それぞれがデザインするものだと考えています。

教育が、これらが学ぶべきものという教育セットで渡された時、用意されて受けている状態になるでしょう。

これに対して、教育が何通りもあるものからデザイン可能であるなら、「私は何を学びたいか」を主体的に考えることが必要になります。

「私は何を学びたいか」を主体的に考えることは、言うは易く行うは難しのようにみえるかもしれません。では、難しく感じるのはなぜでしょうか?学ぶ者の主体性を阻んでいるものはなんでしょうか?


誰もが自分の教育のデザイナーになれる

私は、誰もが、自分の教育のデザイナーになれると考えています。

そういった考えのもと、現在娘はアンスクーリング(選択的非学校教育)を実践しています。しかし、それも教育デザインの一つの選択肢であり、アンスクーリングをしなければ教育デザインができないのとは違います。

教育に関して、世の中には無限の選択肢がありますが、どの選択肢が実行可能かどうかはある程度の制約があるこも事実です。しかし、思っている以上に選択肢はあるのではないか?がお伝えしたいことです。


「教育デザイン」をもっと知りたい方へ

教育デザイン・参加型ワークショップ開催 〜対話からデザインするこれからの教育〜(オンライン開催)

このワークショップでは、教育は学ぶものそれぞれがデザインできるという考えのもと、少人数での対話を通して、一人一人が自分の教育を見つけ、それを主体的にデザインすることを目指していきます。

今回のワークショップでは、中高生、大学生、お子様をお持ちの保護者の方、保護者コミュニティの参加者・運営者、子供の教育コミュニティの参加者・運営者などに向けた内容となっています。このワークショップは、参加者がお互いの対話を通して気づきを得る参加型のものです。

[ワークショップ日時]
2020年 5/28(木)  20:00ー21:30(日本時間)

[開催形式]
ZOOMオンライン

[ワークショップ内容]
20:00-20:10 (チェックイン:自己紹介)
20:10-21:10 教育デザイン・ワークショップ
       ・自分の学びの振り返る
       ・学びのきっかけを見つける
       ・学ぶ人の世界をみる
       ・気づきのシェア
21:10-21:30 自由対話、質疑応答

[募集人数]
4名(先着順)

[料金]
3,000円

[お申込み]
こちらのリンクよりお申し込みください。チケットサイトPeatixに移ります

https://educationdesign.peatix.com/

[ファシリテーター]
Akira Morita デザイン思考実践家
高校から渡米し、海外暮らしの知見を生かしてデザイン思考のプロに。世界を股に掛けた暮らしで、アジア各地でデザイン思考を活用したコミュニティ開発やワークショップを実施。活動は、中高生・大学生向けプログラムのメンターから、地域コミュニティリーダーのコンサルまでと、幅広い。自身の子供の教育は、現在アンスクーリングを選択している。

Poko Oya 教育デザイナー / アンスクーリング実践家
カンボジア首都プノンペン在住。カンボジアで大学講師でありながら、我が子にはアンスクーリング(選択的非学校教育)をしている。2019年は母子で地球一周分の旅をしながら、その場とそこで出会った人々を教材にした”共育”に励む、旅スクーリングも実施。大学の授業にも、アンスクーリングの要素を取り入れ、学ぶ者自身が、自らの学びを主体的に考える環境作りに努めている。



「誰もが自分の経験、知恵、学びをシェアできる世の中に。」というビジョンを持って、学びの場を作りをする資金に使わせていただきます!