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組織における各自の役割について【図解してみた】

はじめに

【 青木そのか】
1998年生まれ。生粋のO型。学生時代はトランペットに全集中。
現在は駒澤大学 法学部法律学科4年 、東京デザインプレックス研究所商空間デザイン学科卒業。
ベンチャー企業2社の長期インターンを経験後、学生スタートアップ2社の立ち上げに携わっており、現在はデザイナーとして企業ロゴやWebデザインを学びながら制作している。


こんにちは!青木そのかです。

先日、とある方から『組織図とその役回りについて』をレクチャーしていただきました。そのレクチャーが今の自分にかなり効いておりまして。。。

今私が所属している会社の組織の現状、また自分がすべき役回りや、課題がたっくさん見えてきて、

「んおおぉおー、私ってこんなに周りが見えてなかったんだ、こんなに自分のことをわかってなかったんだ!」と痛感している今日この頃です。

だからこそ、自分の為だけでなく皆さんのためにもなるnoteが書けるかもしれない!という思いで、議事録がてら組織に例えて図解していきます。

ご覧いただきたい対象の方
・事業の立ち上げ当初の方
・これから事業を立ち上げたい方
・組織について理解を深めたい方

ぜひご覧ください。それでは早速『組織図』のお話からです!


組織図

(何度かこの組織図を見返していただくことになるかもしれません🙇‍♀️)

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森の登場人物はA〜Eの5人。それぞれををご紹介します。

A:山頂にいる人
B:山頂を目指し登っている人
C:山の麓にいる人
D:森の神様
E:魔法使い

これらの登場人物を組織で説明すると

A,B,C = 社員
D = 代表
E = 投資家(今回はエンジェル投資家)

となります。では各自の役割とポイントを解説します。


登場人物【A】 : 山頂にいる人 (社員)

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山頂に立っているAは、高みを目指して努力している人で、ロケットや鳥などの大きな成果・結果を得ようとします。また、短期的な結果を出せるポジションです。

ですが足元の土台がしっかりしていないと、成果や結果を得られませんし、得たとしても充分に知識がなければ、得たものを落とします。
そして落とし物は、B,C,D,の他の人々が立つ山の麓にコロコロと落っこちていくのです。

得たものの大きさとリスクは比例します。

得たものがロケットのように大きかった時、落とすリスクはどうなるか?
得たものがどんぐりのように小さかった時、落とすリスクはどうなるか?では、鳥を掴むリスクは大きいのか?小さいのか?

ここでポイントとなるのは、現状の組織のレベルを意識した時、何を掴めるのか?何を得るべきか?と見極める力になります。

もしも大きなものを得たいのであれば、それを受け止めるリスクを組織が理解しているか?という組織との信頼関係も重要になります。

さらに、このポジションは組織に対し信仰的な効果を発揮します。そのため、山頂に位置するAの持つノウハウやナレッジを伝えることに向いています。

というのも、山頂に立ってしまうとすぐに山の麓に降りられませんよね。

すぐに組織に属する方々と同じ目線に立ち、役割を果たすことには向いていないのです。(どのポジションの方が向いているのか?について、Dのポジションにて説明いたします!)

登場人物【B】 : 山頂を目指し登っている人 (社員)

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山の山頂を目指して山を登っているBは、自分の可能性を信じ、できることを探し努力している人です。

ですが、自分の可能性を過信すると、山頂に辿り着く道のりを踏み外し、目的地や帰る場所がわからなくなります。

目的地に到達するには、自分の足で歩かなければいけません。
自分の足で歩くには、足元に落ちているどんぐりなど拾えるものを拾い、自分の実力向上に繋げることがポイントとなります。

また、自分の目的地とする場所の情報が正しくなければ、目的地に辿り着けません。

自分の目指したい山頂を知る人を調査し、訪ね、アドバイスをしっかり受け取り、時には正しい情報かどうか?も見極めることが重要です。

自分がどんな目的地に辿りつきたいのか、その目的地によって歩む道や自分のレベルも変化します。
情報収集をする上で、自分のビジョンも整理整頓しながら進むことで、自分が到着するべき目的地が見えます。


登場人物【C】 : 山の麓にいる人 (社員)

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山の麓にいるCは、組織を組み立てるD(森の神様)に共感し、その世界を実現するために努力している人です。

ですが、山の麓を固めている以上、山頂から自分が築いている山を見下ろすことができないので、今自分が作っている土台がどのくらいの規模なのか?山に穴や抜け漏れはないか?と気が付くことができません。

山の麓にいるCは自分が作る森の穴が気づかぬうちに拡大し、修正不可能になる前に、
自分の作っている森が視野に入っている人と連携し、一緒に作り上げる必要があります。

さらに、基本的な自我や最後まで作り上げるぞ!という野心や好奇心をもち、
自分自身を奮い立たせ、周りと連携をとれるかどうか?もポイントとなります。

頑丈な土台を作り上げるには、繊細な感性も必要なので、とても難しいことだと学びました。


登場人物【D】 : 山の神様 (代表)

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森の神様は、森を自由自在に行き来できます。だって、森の神様ですから。
山頂や山の麓に行くのなんて、その気になればスイスイっと。
なので、山頂にいる人も山の麓にいる人も、山の神様にSOSを提示すれば、きっと来てくれます。

そんな森の神様Dは、自分の創りたい世界に向けて膨大な量の分析や調査をし、創りたい世界を創るために仮説検証を繰り返し続けます。

自分の創りたい世界のビジョンに対し、いかに考え抜かれているか?そのビジョンには、自身の過去の経験や生まれた環境がかなり影響します。

そうして生まれた世界を創るには、色々な人を巻き込み、協力し合わなければなりません。

そのためには、ビジョンを明確化するために言語力や思考力を用いて、自身の魅力につなげることや、その魅力で人を巻き込み続けるために、継続力や忍耐力も必要です。

さらに、先ほどAのポジションでもご説明いたしましたが、Dの森の神様は、組織に属する人と同じ目線に立つことが得意で、組織にレバレッジをかけて長期的な成果を出すことができます。

数々の努力によってこれらの力を身に付け、組織内や組織外の人々と信頼を築くことが重要です。


登場人物【E】 : 魔法使い (エンジェル投資家)

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魔法使いは、他にも存在する数々の森に通い、それぞれの森を育てるために魔法を使います。
Eの人は、数々の組織をビジネス面や金銭面、精神面でサポートしてくれる人です。

この方に出会うには、自分から情報を発信し、相手に伝える必要があります。
簡単な発信だけでなく、直接伝えたいことが届くような工夫をしなければいけません。

また、直接会えば伝わるという訳でなく、自身の基本的な自我や言語力、思考力が備わっていなければ、伝わるものも伝わらないのです。

色々な森を行き来するEの方に出会うのは、至難のわざですし、簡単な嘘はすぐに見破られてしまうため、しっかりと等身大の自分を曝け出す必要があります。

そして、何度もこの方と出会えるチャンスはありません。
訪れたチャンスをしっかりと掴み、そして結果を残していく。
これを継続し、向上していくことが重要です。


組織における各自の役回り

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これまで、A〜Eと5役の役割とポイントについて解説しました。

そして、各登場人物を紹介し終えたところで、ふと思い出したTweetがあります。

トヨタの豊田社長による『ボスとリーダーの違い』についてのツイートです。皆さんも見かけたことがあるでしょうか?当時かなりバズっていたツイートです。

・ボスは仕事を苦役に変える。リーダーは仕事をゲームに変える。
・ボスは失敗の責任をおわせる。リーダーは黙って失敗を処理する。
・ボスはやれと言う。リーダーはやろうと言う。

つまり、組織において『ボス』の存在は不必要である、ということです。

この違いをわからずに、リーダーがボスの役回りをになってしまう場合、組織の機動力を最大限に活かせなくなります。社内でヘイトが溜まってしまうと、組織の雰囲気や信頼関係が悪化します。

リーダーとは組織に指令を出す役目なのではなく、推進力を促し、原動力となる役目であることを心得ておきたいです。


組織の可能性を最大化するポイント

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組織における役割分担、また信頼関係構築の重要性について学んだあと、個人的に組織の仕組み、組織の能力を最大化するにはどうしたら良いのか?について調べたところ、良い記事と出会ったのでご紹介いたします。

組織において、どれほど素晴らしい戦略が存在していたとしても、それを実行できる組織の仕組み、人、がいなければ、実現することはできません。
つまり、組織の土台となる仕組みができていなければ、会社の成長は見込めないのです。

意図せず、気付いたら山頂に社員が全員いた・・・!とか、山の麓に全員が揃っていた・・・!などが起きれば、足元を固める人がいなくなってしまい、山が崩れます。
または、山に空いた大きな穴に気づかないまま、事を進めてしまうのです。

時には、組織を引っ張る人が振り返り、現状把握をし、穴や抜けがないか確認する必要があり、足元を固める人は、山頂へ向かう人との連携が欠かせないということを学びました。

それぞれが、組織に属する人の特徴や役割、そして自分自身の特徴と役割を理解し、互いに意思疎通がなされている必要があるのです。


さいごに

長々とご覧いただきまして、本当にありがとうございます🙇‍♀️

こうして学んだことをnoteにすると、こんなにも自分の思考が整理されるのか・・・と、驚きです。
さらに、自分の課題が浮き出るようにわかるので、学びがより深まります。

ちなみに、ご紹介したA〜Eのポジションでいうと今の私はBに当てはまるかと思います。

しかし、今は実力がなく、情報量も足りていない状況です。その中で訪れるチャンス、掴めるチャンスを丁寧に大切に掴み、しっかり成功させていくしかありません。

いつまでもチャンスは落ちているものでは無いからこそ、焦らずに、着実に実力をつけていきたいと思っています。

自分の実力に自分が錯覚しないよう、やるべきことからコツコツと・・・!と、言いつつも、私はよく周囲の方々に『(見かけによらず)真面目すぎるわ〜』と言われるのです。焦ってセカセカしないよう、

ちゃんと楽しみながら!!頑張ります🔥

皆さん応援のほど、よろしくお願いいたします🔥


青木そのか

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