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卓球の個性について


埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長してます😄卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識などを中心に投稿しています!!いわゆる『卓球バカ』の吉田です👍


卓球の場合、ラバーなどの用具で個性を出す方法と、打ち方(フォーム)やサービス・レシーブなどの技術で個性を出す方法がありますが、今回は用具以外での個性について書いてみたいと思います。


日本では、昔から綺麗なフォームで打つように言われることが多く、クセのないフォームに改善されることもあります。


これは日本人ならではの「美意識」が強く関係している思うのですが、世界の選手を見てみると日本の選手に比べて個性的なフォームや個性的な技術を使う選手が多くいます。


綺麗なフォームの日本選手を見慣れていると少し違和感を感じる部分もあります。


ただ、この「綺麗なフォーム」は逆を返せば「個性が少ない」ということにもなると思います。


綺麗なフォームは個性がないからダメということではないのですが、日本では似たような打ち方でプレイをする人が多いように感じます。


ただ、日本でもトップ選手一部には自分の個性や特徴を活かしてプレイしている人が強いように感じます。


よく試合で「あの選手はやりにくいから負けた」「あの選手のドライブは取りにくい」という人がいますが、このやりにくさやも「個性」だと思います。


もちろん、使用しているラバーも関係はしてくると思いますが個性的なフォームや特徴のある技術は、タイミングやボールの質も変わってくるため、クセがあり取りにくい場合もあります。


何度か海外の人と試合をしたことがあるのですが、特にヨーロッパの選手のボールはタイミングであったり球質が全く違い、取りにくく慣れるのに大変でした。


中国や韓国の選手はそこまでやりにくさは感じませんでした。


話を戻しますが、綺麗なフォームではなくても個性があった方が相手はやりづらくなる場合もあり嫌だと思います。


あまりにもめちゃくちゃなフォームや技術では意味がありませんが、ある程度そのフォームで打てているのであれば無理にフォームの修正する必要はないと思います。


個性を残したまま上達をすることも大切で、指導者であればフォームにこだわり過ぎず特徴を生かしたプレイや技術を身に付けさせることも必要だと思います。


相手から「やりにくい」と言われても、試合では点が取れればOKです。


カッコいい打ち方ではなくても、独特な出し方のサービスでもそこに個性があった方がいいと思います。


だからといって無理矢理、個性のあるフォームにしたりする必要はないと思いますが・・・笑


自分の特徴を活かしたプレイや技術を磨くことで「個性」を出すことも大切です。


ちなみに、もっとも個性を出しやすい技術はサービスだと思っています。


【番外編】

※個性のある相手との練習


仕事でお客さんと話をしていて、たまに言われるのが「打ったボールが取りにくいから一緒に練習したくない」と相手に言われてしまうという人がいます。


個人的には、やりやすい相手や取りやすい綺麗なボールばかりを打つのではなく、取りにくいボールを打つことで、様々なボールに対応できるようにすることも大切だと思います。


試合では、取りやすいボールが飛んでくるわけではありません。


いろいろな人と練習をすることで対応力が身に付くのだと思います。


好き嫌いをせず、やりにくい(個性のある)相手と練習をすることで、自分の成長に繋げていきましょう。


今日も話がまとまりませんが、「個性は大切」という話でした…笑

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