「卓球」以外の「卓球」
埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長してます😄卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識などを中心に投稿しています!!いわゆる『卓球バカ』の吉田です👍
今日は、「卓球」以外の「卓球」を紹介したいと思います。
「卓球」以外の「卓球」なんてあるの!?と思うかもしれませんが、あるんです(笑)
正式な呼び方やルールなどはそれぞれ異なります。
そもそも、ルールが異なってしまうと、それはもう違う競技になってしまうと思うかもしれませんが、それは「卓球」というスポーツが幅広い世代を通して行え、様々な障がいをもった人でもできるスポーツだからこそ、呼び方やルールの違う「卓球」が生まれたのだと思います。
一般的な「卓球」は「硬式卓球」とも呼ばれていますが、それ以外に
「ラージボール」
「サウンドテーブルテニス」
「卓球バレー」
という競技があります。
順に説明したいと思います。
【ラージボール】
※ニッタクHPより
1988年に日本で生まれた競技です。
硬式卓球よりも大きなボール(直径44mm)と2cm高いネットを使い、初心者や高齢者でもラリーが続くのが特徴です。
ラケットに貼るラバーも表面に凹凸のある表ソフトラバーのみと制限もあります。
硬式卓球よりも大きなボール、高いネット、回転のかかりにくい表ソフトラバーを使用することで、ラリー回数が増え初心者や高齢者など幅広い層の人が楽しむことができる競技になっているのが特徴です。
ラリーの回数が増えることで運動量が増えたり、脳と身体を同時に使うことで脳の血流が活性化され、認知症の予防にも効果が期待されています。
最近では、若い人の競技人口も増加しています。
【サウンドテーブルテニス】
以前は、盲人卓球として行われていた視覚障がい者の「卓球」です。
特徴としては、卓球台から2.4cm上げたネットの下を転がして打ち合う競技で卓球台の外側にはボールが落ちないように1.5cmのフレームが取り付けられています。
ボールの直径は40mmで硬式卓球と同じなのですが、ボールの中に小さな鉄球が4個入っていて転がると音のなる作りになっているので、ボールの音だけを頼りになってきます。
競技者は必ずアイマスクを着用し、ラケットにはラバーを貼らず木ベラで行います。
ラケットの形も横長のモノを使用するのが一般的です。
※ニッタクHPより
ただ、各国でルールが異なるため世界共通の競技にはなっていませんが、視覚障がい者のための「卓球」として普及しています。
【卓球バレー】
※ニッタクHPより
この競技は、1974年に筋ジストロフィー症児のために日本の養護学校で行われていたのが始まりです。
日本発の競技として海外でも行われています。
卓球とバレーを融合させた競技と言ってもいいと思います。
1チーム6人ずつの、12人が通常の卓球台をかこみ、椅子に座って行います。
ネットの高さは、卓球台から5.7cm上げたネットの下を転がして打ち合います。
ルールとしては、6人制バレーボールのルールに準じてプレーします。
ブロッカーやサーバーといった役割を決め、ラケットの代わりにかまぼこ板のような長方形の板(縦横30cm以内)を使い、ボールも先ほど紹介したサウンドテーブルテニスと同じボールを使用します。
パスワークで得点を競うため、コミニケーションやチームが大切になってくる競技です。
番外編...
【へディス】
これは、ラケットも使用しないので完全に「卓球」とは言えなのですが、卓球台を使用して行う競技で、ヘディング卓球とも呼ばれているそうです。
直径15.9cm、重さ100gのゴム製ボールを使用し、コート着地前に返球することもできるが、1バウンド以内で返せなければ相手方の得点となる競技です。
ちなみに、ドイツで生まれた競技だそうです。
へディスの動画をみたことがあるのですが、正直凄いです(笑)
ぜひ、時間がある時に見て下さい!!
ということで今日は「卓球」以外の「卓球」の競技について書いてみました。
次回も読んでもらえると嬉しいです!
それでは...こちらからは以上です(笑)
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