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ウルトラマンブレーザー the movie 大怪獣首都激突 感想

はじめに

みなさんこんにちは。デュナパレです。記事に自分で時数制限を付けるとすらすら文が書けることが判明しました。ならペース上げてもいいのでは?
ということで今回は2月23日に公開された映画「ウルトラマンブレーザー the movie 大怪獣首都激突」の感想を書いていきたいと思います!


感想

ネタバレなしの感想

今回の映画デュナパレ的には…ごめんなさい。ちょっと苦手です。詳しい理由は書くとネタバレになるのでネタバレありの方で話します。
とは言うものの今回は監督が田口清隆さんということもあって特撮面は文句なしの出来栄え。今回はセットの中に現実世界にも実在する国会議事堂が登場するため、現実味が増して見ることができました。残念ながらデュナパレは東京には住んでいないため国会議事堂のある千代田区は詳しいわけではありませんが、わかる人は想像もつきやすく、近所に住んでいる人は聖地巡礼もできるわけですし、映画鑑賞後に周辺を歩くのもありかもしれませんね。首都東京を舞台に、ゴンギルガンの進行を阻止するため、ゲント隊長率いるSKaRDが行った作戦は手に汗握る展開の連続で、ウルトラマンブレーザー&アースガロン対ゴンギルガンの最終決戦は先ほど書いた国会議事堂前で行われるので盛り上がること間違いなし。ウルトラマンブレーザー本編が好きな人は是非この戦いを見届けて欲しいですね。ラストにはサプライズもありますし…!












ネタバレありの感想

ここからはネタバレありで何が嫌だったのかを書いていきます。嫌なところは二つあります。
一つ目は「ストーリーの規模」についてです。今回の悪役はダムノー星人とダムドキシンが宇宙怪獣の破片と合わさって生まれたゴンギルガンでダムノー星人が人間を排除するためにゴンギルガンを操るかと思いきや、ダムノー星人の正体はマブセユウキという子供でゴンギルガンはほぼ偶然の産物、それをユウキ君が利用して信用がない大人達を排除するというのが事実でした。今回の映画をざっくり言えば「親にほったらかしにされた子供が非行をしようとして、それを主人公サイドが阻止、親と子でちゃんと向き合った結果和解でめでたしめでたし」なんですよ。これまでのニュージェネレーションの映画(ギンガS以降)と比較すると明らかに規模感が小さく見えます。なんなら本編の間に入れても違和感がないです。劇場版というよりは無印ギンガの頃にあった劇場スペシャルに近いかもしれません。前作前々作の劇場版ウルトラマンのポジションにあたる作品は「映画館で観たかったなぁ」という感想が出た中で今回は「ツブイマで配信されてたらそっちでもよかったかも」と感じてしまう辺り、改めて自分は規模が小さく感じていることを自覚させられます。
二つ目は「国会議事堂が出た理由」です。一つ目に少し繋がるのですがユウキ君は信用できない大人、汚い大人を排除しようとするため、国会議事堂に向かいます。これについてSKaRDは「彼の嫌う汚い大人が集まる場所だからでは?」と考察しています。
ということは国会議事堂はネタバレなしの方で言ったお話のリアルさを出すためじゃなくて、ストーリーに関係する汚い大人を出すために国会議事堂のミニチュア作って半壊するシーンを撮ったってこと?円谷さん
個人の感情をウルトラマンに持ち込むのやめてもらっていいですか?
政治という内容が難しく、慎重に扱うべき物を端的に汚い大人がいるところという理由で決め、作品に出すのはよくないのではと個人的に思いました。これスタッフの中に今の政治に不満を持つ人がいたら完全にその人がただ見てて楽しいだけではないでしょうか。もう少し慎重に取り扱ってほしかったですね。これだとウルトラマンブレーザーの映画が今の政治は良くないというプロパガンダ作品に見えてしまうそんな気がしてしまいます。
自分が見たかった国会議事堂は「ウルトラマンエース」第一話に出てきた東京タワーや「大決戦!超ウルトラ八兄弟」の赤レンガ倉庫、なんならウルトラマンブレーザーの最終話に登場した東京ビッグサイトのようなものなんです。このような実在する建物を特撮で使う際には深い理由もなく映し出すことで「だいたいあの辺で戦ってるのか」とリアリティをあげ、破壊することで現実ではほぼ起きないことを映像で見せて我々は衝撃を感じる。これがポジション的に一番だとデュナパレは思います。ブレーザーは最後の最後でそれが出来ておらずここはとても残念に思いました。













最後に

以上が「ウルトラマンブレーザー the movie 大怪獣首都激突」のレビューでした。SEED FREEDOMがあまりにも好きすぎたのでブレーザーがこれを超えることは難しいと思っていましたが超えるどころか大きく下回ってしまう結果に…
もちろんデュナパレにも今回の映画で好きなシーンがあります。しかし、それと比べても苦手なシーンの方が勝ってしまったので今回はこのような低評価なレビューになってしまいました。
この作品が好きで記事が気になり見に来た人には申し訳ないです…
ですがこれはあくまでもデュナパレ個人の意見です。別に今回合わなかったからといって「この映画好きとか言ってるやつセンスないわww」と好きと言ってる人をバカにするために書いているわけではなく、ただ「最新ウルトラマンの映画見たよ~デュナパレ的には…」と自分はこう思ったという感想文を書いているだけですのでその辺りはご理解のほどよろしくお願いいたします。
今回はここまでです。次回の記事もお楽しみに~

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