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臨床1年目の教科書

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リハカレスタッフによる、新人さん向けのマガジンです。
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2020年5月の記事一覧

電話応対②

先週、コラムで書いた『電話応対①』が意外に好評で、嬉しい声をたくさんいただけました。 今回はその続きで『電話応対 受けた時』について整理していきましょう。 かける時は、話す内容を整理してあるため大丈夫なのですが、 ”電話を受けた時の応対が緊張して・・・”と苦手意識を持っている療法士も多いのではないでしょうか?以下を参考にしていただけると幸いです。 1)準備①メモと筆記用具 リハビリ科の控え室があり、そこに卓上電話があった場合は必ず近くにメモ用意しておきましょう。 また、自

電話応対①

療法士として、ご家族様・ケアマネージャー、相談員などと連絡をとる機会が多くなってきている頃でしょうか? その中、『接遇はどうすればいいのか?』と悩んでいませんか? 今回は、療法士が意外に苦手としている接遇、その中でも”電話応対 かける時”について整理していきましょう。 1) かける前の準備①用件を整理しておくこと まず、電話をするということは、相手に貴重な時間を割いてもらう行為です。そのため、用件を端的に伝えられるようにあらかじめ内容をメモなどにまとめておきましょう ②メ

1年目の作業療法士へ

就職して1ヶ月ほど経っているのでしょうか? 私が1年目の時にはOTとしてのアイデンティティが分からなくなり、苦しく、辞表を書いたこともありました。 何故辞表を書いたのか? それは『OTとして自分はこの人達の何の役に立ててるのだろう?』という悩みの渦に入り込んでしまってたからです。 恐らく、そろそろこの悩みにぶつかる1年目のOTが増えてきてるのではないでしょうか? 今回はこの悩みに潰れそうな1年目の作業療法士に向けた内容です。 ①作業療法とは?作業療法士になり、『いざ臨床!』

他部門連携での失敗

今年新人になった人は、療法士として働き始めて1ヶ月がたったでしょうか。ちょっとずつ患者さんも任されるようになり、リハビリプログラムを実施する以外にもやらなければならない仕事に驚いているのではないでしょうか? その中で新人が悩むことの1つが他部門との連携です。 10年目を迎えても悩むことことがありますが、その中で自分なりの考え方があります。 新人療法士のみなさんに参考になればと思いシェアして行きますね ① 相手が全く理解してくれないと思っていませんか?よく相談される内容です。