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私の好きなキャリア理論(^^)

明けましておめでとうございます。今日はもう成人の日なので、やや遅いですかね。年末年始皆さんはどう過ごしましたか? 

私の年末はいつもだいたい27日か28日まで仕事をして、29日から31日までお正月の準備でおせち作ったり、掃除をしたり、やり忘れたことがないか考えたりします。1日から3日は毎年恒例の集まりがあって、4日にやっとのんびり正月気分にひたる…そんな感じです。

2020年記念すべき⁈1回目のNOTEは、私が好きなキャリア理論の一つをご紹介しようと思います。

なぜ急にご紹介したくなったかというと、年末年始っていろんなことを考えますよね。この一年はどうだったかな~とか、来年はこういう目標を実現したいな~なんて。私も今年どうする?を考えていた時に、そもそもなぜ「キャリア」に興味をもったんだっけ??? と我がことを振り返っていました。そして思い出したのが、キャリア理論のことだったのです。

キャリア理論は、今時の学生さんは大学で学ぶ機会があると思いますが、社会経験の長い大人はあまりご縁がなかったもの。知っていると自分にとって好ましくない状況に陥った時に、これはキャリア理論でいうところの〇〇〇ってやつかしら・・・?と自分を客観視することができて、少し落ち着くものです。なので、きっと誰かのお役に立つはず!と思い、ご紹介することにしました。

私が好きなキャリア理論の一つ目は、ずばり「計画された偶然性」理論です。プランド・ハップンスタンス理論とも呼ばれます。これは1999年にクルンボルツという方が提唱した理論です。

この理論は「キャリアにおける偶然の出来事の影響を軽視せず、むしろ積極的に取り組み、より良いキャリア形成に活用すること」を提唱しています。(書籍「新時代のキャリアコンサルティング」から引用。この後ご紹介するものも、ほぼこの書籍から引用しています)

なぜこれが好きかというと、私がこの理論を知った時に、まさに自分がこの計画された偶然性だ!と感じられる経験がいくつかあったからです。そして変化の激しい今の社会にピッタリ!の理論だと思うからです。

この理論で大事なこととされているのは、計画も大事だけど、様々な偶然の出来事や状況の変化をうまく受け入れ、小さな変化にも注意を向けて行動していれば、偶然の出来事をつかまえる確率を増やすことができる!というものです。

私の場合、地方のサービス企業から最初に転職したベンチャー企業は1年2か月で事業に暗雲が立ち込め、慌てて再度転職。そこであまり好きではなかった金融系の仕事を担当することになり、働きすぎで病気になってしまいました。ですが、当時生命保険に関する業務を担当していたので、病気になったことで保険のありがたさや意味を誰よりも理解することができ、他のメンバーにも伝えられるようになったことで、チームの成果を伸ばすことができました。

この経験を活かして金融系の会社に転職。そこでは育児と仕事の両立に直面して、ワーク・ライフバランスの難しさと重要性を身をもって体験し、自分の働き方を自分なりに考えておくって本当に大事だと思っていたら、社内のキャリアデザインセミナーの講師をやらせてもらう機会を頂きました。

その後親の介護が待ったなしになったタイミングで会社員を辞めるという決断をしましたが、一日中介護に時間を使わなくちゃいけない訳ではないから、何か自分のために時間を使いたいと思っていたら、たまたまキャリアコンサルタントが国家資格になっていて、養成講座の申込がまもなく締め切り!という情報に出会い、後先考えずに申し込んで学んで試験を受け、結果今はキャリアコンサルタントがお仕事になっています。

どれも今振り返ると、まさに【偶然の出会い】が大きかったです。

偶然の出来事をチャンスと捉えるためには?

クルンボルツ氏は偶然の出来事を捉える5つのスキルを示しています。

➀好奇心:新しい学びの機会を模索する

➁持続性:たとえ失敗しても努力し続ける

③柔軟性:姿勢や状況を変えることを進んで取り入れる

④楽観性:新しい機会は実行でき達成できるものと考える

⑤冒険心:結果がどうなるかわからない場合でも行動することを恐れない


いかがでしょう? 

変化の激しい時代だからこそ、偶然の出会いや出来事をチャンスだと捉えて、活かす行動をしていれば、望ましいキャリアや未来が実現できる。私にそんな勇気をくれた理論からご紹介してみました。

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