メモの取り方/読める文字と奇麗な文字
書道家の書いた文字をすべて読めるだろうか。私の場合、読めるものもあれば、読めないものも多い。素晴らしい文字なのかもしれないが、大きく崩して書いてあるとさっぱりわからない。それは、普段慣れ親しんでいる書体と異なるからで、その分野の人であれば読めるのだろう(たぶんね)けれど、すべての人がそうというわけでもないと思う。つまり、素晴らしい文字であることと、誰もが読みやすい文字であることは違うのだ。
一方で、書道家が文字を書いているのを見ると、多くの場合、一画ごとゆっくりと時間をかけて