凪の中の人が会食恐怖について話す

ある日突然、食べ物が飲み込めなくなりました。


理由に思い当たることがあるとすれば、中学時代、給食を食べている様子を実況されたことだと思います。
そういうゲームです。
気にとめていない人も多かったけれど、私には苦痛でした。

脂汗がにじみ、胃痛が激しくなり、幻聴さえ聴こえてきました。
ごちそうさまと同時に、トイレに駆け込む自分に罪悪感を感じ誰にも伝えられませんでした。

高校生になり、仲のいい友達とご飯を食べるようになっても状態は変わりませんでした。
そういう事情もあって高校時代のお昼休みの大半を1人で過ごしていました。


私はそれまで会食恐怖という言葉を知りませんでした。
みんなと同じように楽しく食事ができない自分は変なんだ、と落ち込み、お昼の時間が苦痛だったのを覚えています。


大学生である現在、会話をしながらは難しいけれど、ご飯を食べることができるようになってきました。
さらに完食できることも増えてきています。
1番付き合いの長い親友との食事でも完食は難しいのに。
食事中にあまり会話ができないことや、目を合わせるのが苦手なことを理解をしてくれた友人たちのおかげだと思います。
また、高校生までのような『教室』という縛りがなくなり、環境が開放的になったことで自分自身も気持ちが楽になってきたのではないでしょうか。


大学生になって一緒にお昼を過ごしている友人の1人がパフェ屋さんに連れて行ってくれました。
今までだったら、クリームで口の周りが汚れるし、アイスでお腹が痛くなるし、素直に喜べなかったかもしれないけれど、色んな方法で元気づけようとしてくれる心遣いが本当に嬉しかったです。 


顔を見られないようにマスクをつけて、1人でお弁当箱を抱えていた高校生の頃の自分。

もっと会食恐怖の認知が広まって欲しい。
そう思います。

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儚いもの、美しいもの、柔らかいものが好き 皆さんのnoteを読むのが日々の生きがいです/A.K.Y.M.シナリオCosmos/INFJ/心理学
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