見出し画像

わたし史②「逃避の先にあった、アイドルオタクという個性」

こんにちは、詩風 藍子です🌷


前回のnoteを覗いてくださったかた、
ありがとうございます☺︎
いいね♡の気持ちが、うれしくて、励みになります😊

さて、「わたし史」第2回目の今日は、中高時代の記録。

この頃は、「アイドルが好きだということ」が自分のたったひとつのアイデンティティでした。

***

2009年
受験を経て、女子校に入学。
和菓子を食べられるという魅力につられ、茶道部に入る。(超スパルタ部だということが後にわかる)
猫と暮らしはじめる。

2010年
アイドルにハマる。AKBグループの曲や歴史をかたっぱしから調べる。
「全部知りたい、極めたい」のオタク精神が芽生えたころ。
勉強からは逃げていた。そんななか、兄が東大に合格する。

2011年
スマイレージを知る。「同じ時給で働く友達の美人ママ」を一生歌ってた。授業中も休み時間も放課後も遊んでいて、とにかく楽しかった。アイドル前髪に憧れて、毎晩前髪ぱっつんに切ってた
定期テストの成績が返ってきては、親と揉める日々だった。

◇まわりが皆賢い、という環境に入ったことで、小学校までの「勉強だけはよくできる方」という自信が見事に崩れ去りました。勉強で上にいけないならもうなにもない、と挫折感みたいなものを感じて、あまり真剣に向き合えなくなった。

そんな、空虚な自分の心に飛び込んできたのがアイドルでした。「かわいい」がわたしの心を埋め尽くしてくれた。
アイドルについて、誰よりもくわしくなりたかったし、アイドルを研究して語っている自分はとにかくいきいきしてた。
心のどこかでアイドルになれたらなあなんて夢見る自分がいたけど、進学校に通わせてもらってそんな選択肢許されるわけないって、その気持ちをかき消していました。

2012年
中高一貫校だったので、環境も大きく変わらず高校に進む。
Buono!に出会い、鈴木愛理ちゃんを知る。以来、わたしの永遠のアイドル。ハロプロの沼にどんどんハマっていく。
部活の先輩が大好きで、追っかけまくる。先輩の移動教室のタイミングでわざと廊下行ったり、手づくりのお菓子作ったり。「好きな人の一番になりたい欲」がこの頃からある。
中学の反省を活かし、勉強と日常的に向き合うようになる。

2013年
生まれてはじめてライブに行く(モーニング娘。℃-ute・LoVendeR)。娘。は田中れいなちゃん推し。(友だち集めて、当時の曲を振りコピしてた、どこで披露するでもないのに昼休みに練習してたの、笑)
ツイッターでオタ活するのに必死。

進路にも悩む。生物の授業が好きで、生体や病理に興味があったので、農学系に行きたかった。親からは、「家から通える国立大」しかダメだと言われていたから、数えるほどしか選択肢がなかった。

2014年
妹がおなじ中学に入学し、1年間一緒に通う。
将来の夢を「管理栄養士」に決める。高3に上がってすぐの頃、父が病気で入院し、毎週病院に通っていたこともあり、人の健康に寄与したいと思ったのがきっかけ。

毎週のハロステだけが楽しみだった。(研修生で一推しだった稲場愛香ちゃんが、カントリー・ガールズへの加入が決まった日、学校で叫んだこととか今でも覚えてる。)

***

◇中高所属していた茶道部は超スパルタな組織で、礼儀作法やまわりを観察する力、それから精神力をたたきあげられました。先生も先輩もめちゃめちゃに厳しかった、でも愛があった。
6年間とにかく本気で必死で取り組むうち、茶道で学んだことはいつしか、自分の背骨になっていました。

◇受験勉強を本格的にはじめてからも、親は塾に行くことに否定的だったので、学校の勉強と参考書で必死に対策してた。
自分の苦手を分析する力や、最善の方法で結果を出すための計画術は、このとき身についたのかも。

理系に進んだけど、化学と数学がどうしても苦手で、この2科目だけ高3の一年間、塾に通ってました。今思うと、父が入院しながらの大きな出費、どれだけ大変だっただろうか。

父の病気は、進路を決める大きなきっかけとなった。
人が病気にならないための体づくりに貢献したい、そんな思いで管理栄養士を目指しました。

大学に進学するのが「あたりまえ」で、それ以外の選択肢なんて考えたこともなかったな。
自分の視野がどれほど狭くなっていたのかにも、気付かなかったのです。

勉強からの逃避と、アイドルに救われた中高時代。
人より秀でたものがないと感じるなかで、アイドルオタクであることだけが個性でした。



誰からも嫌われないように、「見られ方」を気にしてばかりだったのは相変わらずでしたが、
ここで出会った友はみんな、遊びにも学びにも真剣で笑いのセンスがピカイチで、ほんとに最高でした。皆のことがとにかく大好きで、ギャグみたいな毎日で、学校行くのが楽しくて仕方なかった。

自分自身や人との関わりで、内心コンプレックスを感じることはありつつも、あまり向き合えてはいなかったです。

***

このあと、やっと見つけた「管理栄養士」という目標は 受験に失敗したことであっけなく散ってしまいます。

しかしこれが、「本当に自分がやりたいこと」を見つけるきっかけになるのです。

次、大学時代編では 劣等感のかたまりみたいな自分と直面していきます。

また気軽に、このページにあそびにきてくださいね❤︎



最後までお読みいただいて、ありがとうございます❤︎ すこしでも、あなたの心にあたらしい色をのせられていたら嬉しいです。 あなたのリアクションが、わたしの心の応援団です𖠱いつもありがとう𓇥 また、会えますように☺︎