[wt*人間関係]Day2:悩みを上手に聴くコツ
Day1はこちら: https://note.com/i_iro_diary/n/n4278976c8ee1
Day2:
相手と波長を合わせる、ということ
悩みをつい相談したくなる人って、いますよね。
誰しも、大切な人に大切な相談をされたとき、どうにか力になりたいと願うもの。
今日は、カウンセリングの考え方を取り入れながら悩みを上手に聴けるようになるコツについて考えてみたいと思います。
❥傾聴について
「傾聴」という言葉をご存知でしょうか。
「傾聴」とは、ただ聞くのではなく、相手の心に深く耳を傾けて、相手のことを共感的に理解しようとする姿勢のことです。
傾聴は、相手の心をいっしょになって整理するためにとても重要なプロセス。
傾聴のポイントと言われる次の点を意識することで、相手にとって心地よい場をつくることができます𖧷
①「全肯定・全承認」で、聴く
まず、相手の立場にたち、自分の主観を入れずまっしろになって、相手の言葉を聴きます。
「相手の関心」に関心を寄せるイメージで、言葉とその向こうにある背景をみようとします。
一切の評価をいれずに耳を傾けるようにすることが、大切な点です。
②相槌・うなずき、そして「ミラー」
聴くときは、ただ言葉を交わすだけでなく「非言語」の交流も大切になります。
まずは目を見てうなずき、
“うんうん” “へぇ!そうだったんだね”と相槌をうつ。
簡単に思えるこの動作でも、相手の声の調子に合わせて行うことで安心感を与えられます。
そして、相手の核心となる感情(悲しかった、苦しかった、など)は、その言葉をそのまま発します。鏡になるということですね。
聴き手側が意見を言うのではなく、“つらかったんだね”と、ただ相手の言葉を反射させることによって、
話し手側はその感情が映し返されて自分の中に入ってくるように感じられます。
この過程で客観的に自分への理解が深まるのです。
③質問する。
十分に聴いたあと、相手の言葉と、その奥にある心情をときほぐしてゆきます。
相手が心でどう感じているのか、心まで見ようとする姿勢です。
たとえば表面上の言葉では、彼に対して「もう知らない!」と怒っていたとします。
本人の中にあるのは、怒りの感情だけでしょうか?
きっと、悲しみや、愛情も、あるはず。
「本当はどうしてほしかったの?どうしたいの?」と、相手自身に気づかせてあげる(誘導してあげる)のです。
☾今日のルピナスメモ⋆꙳
【心地よい悩み相談のポイント】
まず、聴いて聴いて、心の声まで聴く。
相手に波長を合わせて深く理解する。
そこから、いっしょになって整理してゆく。
わたしにとって、大事なことを相談したいと感じる人は、話すうちにぐちゃぐちゃだった気持ちがときほぐされてゆくような安心感を与えてくれます。
普段の会話から、相手と波長を合わせ 存在を包み込むような包容力を持っていたいですね。
♥♥♡♡♡
𝚍𝚊𝚢2:𝚜𝚝𝚊𝚖𝚙 𝚐𝚎𝚝 ❣︎
最後までお読みいただいて、ありがとうございます❤︎ すこしでも、あなたの心にあたらしい色をのせられていたら嬉しいです。 あなたのリアクションが、わたしの心の応援団です𖠱いつもありがとう𓇥 また、会えますように☺︎