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旅くじ開発者から学ぶ、観光をもっと面白くするマインド!

皆さん、こんにちは!
立教大学『ビジネスコミュニケーション』では、観光学部の学生が観光業の構造を見直し、職業選択の幅が広がるような授業の運営をテーマにしています。

講義をより有意義な時間にするために、ゲストスピーカー登壇回前には、学生運営メンバーがゲストスピーカーのご紹介記事をnoteに掲載します。

今回は、第2回講義でご登壇いただく【Peach Aviation株式会社 ブランドマネージャー:小笹俊太郎さん】をご紹介します。

今回ライターを務めるのは、学生運営メンバーの中山湧太です。

【プロフィール】
中山 湧太
立教大学 観光学部観光学科 4年。
「観光×エンタメ」に注目し、非日常空間で人々がより楽しめる体験とは?エンタメを観光にどう活用できるか?といった部分に関心を持っています。もちろん自分で体験することも好きで、一人でも様々な体験型エンタメに参加しています!

1.小笹さんのご紹介

小笹 俊太郎(こささ しゅんたろう)さん
Peach ブランドマネージャー
イタリア ミラノ生まれ
1998年石垣島に移住。
ホテルバーテンダー、農業土木技師などを経て石垣市役所に入職。
農業部署ではパパイヤのスイーツ開発、観光部門では新石垣空港の開港
プロモーションなどに携わり、石垣市台北駐在員として3年間台湾勤務。
その後、2017年Peachに入社。
現在は石垣島と大阪の二拠点居住生活を送っている。

Peachについて

Peachは2012年3月に就航した、全く新しい概念の航空会社です。

「空飛ぶ電車」をコンセプトに、航空業界の不可能を可能にしながら、日本の航空史上最速のスピードで次々と路線を展開し、事業を拡大しています。

Peachが目指すのは「アジアのリーディングLCC」。

圧倒的な低運賃で誰もが気軽に移動できるようになることで、人と人とが出会い、そこから生まれる感動や笑顔であふれる世界をつくることが私たちの夢です。
2012年に日本にLCCが誕生し、今では「空飛ぶ電車」の世界が実現して、日本のみならずアジアの空に大きな変化が生まれています。

2019年にバニラエアとの統合を完了したPeachは、関西空港、新千歳空港、仙台空港、那覇空港に加え、新たに成田空港を拠点空港と位置づけ、首都圏からのネットワークも拡充を進めています。また、国内No.1のLCCとして、引き続きアジアへの路線も積極的に展開し、「アジアのリーディングLCC」を目指します。

Peachは「価格競争から価値創造へ」をキーワードに、安全を基盤に、圧倒的な低運賃を維持しつつも、「運航品質」の維持向上、「価値の創造」により、日本国内のみならず成長著しいアジアでの需要を開拓していきます。

Peachは「アジアのリーディングLCC」を目指し、今後も歩みを進めていきます。

これからのPeachの物語に、どうぞご期待ください。

Peach公式HP  社長挨拶


2.ご登壇の背景

今回、小笹さんにお声がけした背景は、受講生にとってこれからの観光をより面白くするアイデアやマインドを身に着けるきっかけになると考えたからです。

小笹さんは、Peachのブランドマネージャーを務め、昨年SNSを中心に話題になった「旅くじ」を開発された方です。

受講生の中にも、旅くじを聞いたことがある、利用した!という人もいるのではないでしょうか?改めて、旅くじについて簡単に説明したいと思います。

【旅くじについて】
旅くじとは、1回5,000円のガチャガチャで、カプセルの中には、
①行き先
②行き先でのミッション
③6,000円分(か10,000円分)のピーチポイント
④オリジナルバッチ
が入っています。

「行き先を選べない旅、してみませんか?」という既存の常識を打ち破るコンセプトが注目され、SNS中心に非常に話題になりました。

私自身も、今までは目的地への移動の手段だった「航空」に、どこ行きのどんなミッションが出るかわからないという「くじ要素」を掛け合わせることで、交通手段でもワクワク・ドキドキ体験を生み出すというアイデアには衝撃を受けました。


Peachの斬新な取り組みは、旅くじだけではありません。

例えば、対象路線1か月乗り放題という航空券のサブスク化をした「Peachホーダイパス」も同じく昨年に発売され、こちらも話題を生みました。



Peachは今年で就航10周年となりますが、10周年のキャッチコピーが「とんがって行こう。」である点からもPeachの斬新な取り組みへの姿勢が伝わってきます。

下記ページのとんがりヒストリーにもPeachの様々なとんがった取り組みが掲載されているのでぜひ目を通してみてください!


以上のことから、交通手段でも人々にワクワクを提供する、「交通手段のエンタメ化」という観点でPeachに注目しました。そして、旅くじの開発者であり、様々な話題を生み出すPeachのブランドマネージャーとして活躍されている小笹さんにお声がけさせていただきました。


今回、小笹さんのお話を伺うことで、これからの観光ビジネスについて考えていく際のアイデアやマインド等、今後役立つものを得られると考えています。

受講生にとっても、比較的身近な航空業から、ぜひこれからの観光をもっと面白くしていく方法について考えてもらいたいです!

小笹さんに直接お話を聞ける大変貴重な機会ですので、ぜひ積極的に参加して、たくさんのことを吸収してください!


3.講義概要

第2回講義【オンライン】:4月22日(金)4限(15:20~17:00)
ゲスト:Peach Aviation株式会社 ブランドマネージャー 小笹 俊太郎さん

第1回課題提出期限:4月19日(火)23:59まで


4.参考資料

【小笹さんが携わったプロジェクト】
・Peach SHAKE vol.1 (奄美イベント)

・USIO Design Project

・ISG project(新石垣空港開港)


【授業の企画運営を担当している一般社団法人Intellectual Innovationsについて】

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