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2022 反核イデオロギー闘争

今年の8月6日ならびに8月9日を、我々は今までと違った状況で迎えることになる。

2月以降のウクライナ戦争を受けて、核武装論・核共有論が日本でも多少のリアリティをもって語られた。これは第二次大戦後、初めてのことではないか。

こうした趨勢に対抗するには、イデオロギーの力に頼るしかない。

戦争被爆国としての反核、憲法九条に基づく反核、あるいは三島由紀夫のように、核を含む近代兵器を信用しないというイデオロギー。

核抑止論などの「リアリズム」と、反核イデオロギーのどちらが説得的か、私にはよく分からない。どちらも薄氷を踏むような心許なさがある。

結局は支持する人たちの情熱に懸かっているのだろう。

核への情熱と反核への情熱、いずれが勝つか見届けたい。後者を応援しつつ。

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