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達成感を感じた日を覚えていますか。

「耳コピで弾けた〜!」

とご満悦だった、本日の長男君のピアノ。

去年から興味を持って、暇さえあれば弾くのだが、

すぐに出来なくて「あ”ーー!」と毎日のように、ぶつくさ言っては

「出来ない!!」とすぐに放棄するの繰り返しだった。

教えてというから教えようと思っても、教え方が気に入らないのか、理解できないのか、「もういい!!」と数分で終了。。。(チーン)

それでも

楽譜を読む事は出来ないからと、スマホで動画を見ながら、音を聴きながら、一生懸命というほどではない練習を続けていたのだ。

始めたと思ったら、すぐ終了。それでも、また弾きにやってくる。

明らかに、弟の方が早く弾けるようになってる(のはなぜ??)


それでも、できるようになる日というのはやってきた!


今日がその日。

「あら、今日はなんだかスラスラ弾けて音楽になっているのでは??」と聴こえてくるピアノに耳を傾けたほど今日のピアノは素晴らしかった。(声をかけると嫌がられるので、声はかけないようにしています)

それでも、他人からしたら、片手で弾いてるたどたどしいピアノ演奏だ。

「できた〜!!」

と歓喜の声をあげながらも、「女の子は、両手でスラスラ弾くんだよな〜」とちょっと照れながら言い寄って来た。(やっと声かけられる(笑))

私たち親子にとっては、これが大きな大きな成長で、大きな気づきの一日になったのだ。沢山の感謝の気持ちが溢れずにはいられない出来事だった。

そこには、ネットに上げてくださったユーチューバーの方の動画の存在と、練習方法を一緒に考えてくれた先生の存在、もっと言えば、ピアノは鍵盤が重くて弾けないからと、キーボードがあったから弾こうと思えた事。

本当に小さい事だけれど、時代の進歩がなければ、長男君にとってピアノを弾くというのは、本当に難しい事だったと思うので、本当に心から感謝した。

「なんか、やってたら出来た。え、え、凄い!なに、これ何?」

って興奮しているから、

「それは「達成感」っていうんだよ。知れて良かったね」

と伝えた。

「へ〜そうなんだ」「へ〜そうなんだね〜」「いいね、これ」

と言いながら誇らしそうな顔で、

「お母さん、「達成感」を教えてくれてありがとう」


なんて突然言われたもんだから、もう、号泣・・・・(ハンカチ〜)

「なんで泣いてるの?」って言われるし(ほっといて!)

AIの躍進で、早いに越したことはないという時代になったけれど、

子育てだけは、いつの時代も

ゆっくりでも、その子のペースでも、いつか来るその時を楽しみに、

ちょっと苦しい毎日も、バトルも、楽しいも、嬉しいも感じながら

過ごしていていいんだな、と子どもに肯定されたような一日だった。

こんな小さな事で、幸せな気持ちになる母さんもいるしね。

眠りに入る前には、しっかり達成感を復唱してたっけ。

さあ、明日もバトルしながら、向き合いながら生きるかな。


それでは、また明日。

良い夢を。





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