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ChatGPTに小池百合子さんの写真作らせてみた

やり方としては、この写真をGPTに説明してもらい、作ってもらった説明文を再度GPTに投げて、画像を作ってもらう。

1度目の指示:この女性の表情、髪型、目線、顔の向き、顔の形、口元、来ている服、とっているポーズを描写してください。そのうえで、その描写をイメージにしてみてください。

GPT: この画像に描かれている女性の特徴を以下の通り描写します。

  • 表情: 微笑んでいる優しい表情。

  • 髪型: 短いショートカットで、自然なふんわりとしたスタイル。

  • 目線: 正面を見ている。

  • 顔の向き: 正面を向いている。

  • 顔の形: 丸みを帯びた楕円形。

  • 口元: 自然な笑顔で口角が上がっている。

  • 着ている服: 青色のジャケット、黒色のインナー。

  • とっているポーズ: 立った状態で腕を軽く体の前に置いている。

これらの特徴を元に、新しいイメージを生成します。

出来た画像がこれだった。「間違っていると思いますよ」と伝えると次にこれが出来た。

指示が適切ではなかったようだから、はじめの画像をもう一度提示して改めて指示をした。

2度目の指示:この女性の表情、髪型、目線、年齢、人種、職業、顔の向き、顔の形、口元の動き、来ている服、とっているポーズを描写してください。そのうえで、その描写をイメージにしてみてください。

GPT: この画像に基づいて、女性の特徴を以下のように描写します。

  • 表情: 優しい微笑みを浮かべています。

  • 髪型: 短いショートカットで、整えられたスタイル。

  • 目線: 正面を見ています。

  • 年齢: 60代から70代。

  • 人種: 日本人。

  • 職業: 政治家。

  • 顔の向き: 正面を向いています。

  • 顔の形: 楕円形で、優しい印象を与える顔立ち。

  • 口元の動き: 口角が上がった微笑み。

  • 着ている服: 青色のジャケット、黒色のインナー。

  • ポーズ: 立った状態で腕を軽く体の前に置いています。

この描写を元に、新しいイメージを生成します。

出来た画像がこれ。かなりいい。横長の画像が欲しかったから、「着ている服がフォーマルかどうか」という項目も追加し再度同じ支持を与えると「着ている服のスタイル:フォーマル」と述べたうえで以下の画像が出来た。

パワハラプロンプト実践

ChatGPTについて熱心にSNSで語っている人たちは、煽り気味に凄さを伝えている気がする。「パワハラプロンプト」を推す人たちがその例だ。

パワハラプロンプトは、ChatGPTが作成した回答に対して「これを100点満点中の60点とする。減点された原因を列挙して、そのうえで100点を目指してもう一度回答してみてください。」と再回答を促す。一部のパワハラプロンプト推しは「とにかくこれを繰り返せば回答の質がみるみる良くなる」という。しかし実際は、繰り返すだけではいけない。

先日、YouTube動画用の台本を作成する際にChatGPTを使用した。目的は、作成した台本をChatGPTに読んでもらい改善してもらうこと。

1~2度目のパワハラプロンプト
ありがとうございます。これを100点満点中60点とした場合、減点された理由を列挙したうえで、100点を目指してもう一度生成に挑戦してください。

GPTが述べた減点理由1

  1. 字数オーバー: 550文字以内の制限に対して、字数が多かった。

  2. フォーマル度の不足: もう少しフォーマルなニュース形式にする必要があった。

  3. 構成の見直し: 一部の情報が冗長で、話の流れがスムーズでなかった。

  4. 重複表現の改善: 一部の表現が繰り返されていた。

GPTが述べた減点理由2

  1. 字数オーバー: 550文字以内に収まっていない。

  2. フォーマル度の不足: もう少しフォーマルなニュース形式が求められる。

  3. 構成の問題: 一部の情報が冗長で、話の流れが完全にスムーズではなかった。

  4. 重複表現の改善: 一部の表現が繰り返されていた。


GPTが述べた減点理由3

  1. 字数オーバー: 依然として550文字以内に収まっていない。

  2. フォーマル度の不足: ニュース形式としてはもう少しフォーマルさが必要。

  3. 表現の重複: 一部の表現が繰り返されている。

  4. 情報の整理: 情報の流れがやや冗長で、スムーズさに欠ける部分がある。

見てもらうと分かる通り、パワハラをしただけでは改善されない。減点理由は分かっていても、GPTには実際にそれを解決することが出来なかった。

4回目でパワハラに工夫を加えるとようやく字数オーバーの件が解決された。

GPTへ4度目に与えたパワハラ指示
ありがとうございます。これを100点満点中60点とした場合、減点された理由を列挙したうえで、100点を目指してもう一度生成に挑戦してください。また、500文字以内に収めるために、どの部分を不要と判断し削除すべきか、提案してください。

GPTが述べた減点理由4

  1. 字数オーバー: 依然として550文字以内に収まっていない。

  2. フォーマル度の不足: ニュース形式としてはもう少しフォーマルさが必要。

  3. 表現の重複: 一部の表現が繰り返されている。

  4. 情報の整理: 情報の流れがやや冗長で、スムーズさに欠ける部分がある。

GPTが述べた不要な部分の提案

以下の部分を削除・簡略化することで、500文字以内に収めることが可能です。

  • 「~削除文章1~」(重複表現)

  • 「~削除文章2~」(背景情報としては不要)

  • 「~削除文章3~」(詳細な生い立ちの説明を簡略化)

ここでGPTが提示した台本は、上記の不要部分が削除されたもので、ようやく500文字以内に収まり、素晴らしい台本が完成した。

このように「ただ繰り返すだけでいい」とか「全部GPTにお任せ」とか、そういうことばかり言っている人は少し怪しい。一部情報商材屋さんも潜んでいるようだから、気を付けて。少なくとも現時点では。


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