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文化系ポッドキャスト「エンタのサブロク」第17回:「雑談回?終わらせるのは恥ずかしい、ならどうする?」おまけ


音声はこちらから!


おまけの話(視聴後に読んでね)

舞台裏

 今回ですが、もともとは全く違うテーマを収録することになっていました。
 当日、収録前にアイスブレイクも兼ねて雑談していたのですが、その際に「配信の終わり方」の話になりました。「だって恥ずかしくないですか?」という最中さんの話を受けているうちに「あれ?この話の方が面白いのでは?」となり急遽テーマを変えることになりました
 何せその場で出てきたテーマなので全くどんな話かも決まらず、とりあえず簡単にブレインストーミングしてこんな話できそうだね?と簡単に打ち合わせ、どんな方向に向かうかを話しあってオチも決まらないまま収録に入りました。
 その結果、今までの回と比べ圧倒的に中身が薄く益体もない話となりました…!今回に関しては知識や文化的な情報が得られる感じではなかったでしょうが、その分二人のトークの素の面白さはよく伝わるのではないかと思います。
 もともと二人でポッドキャストをやろうと思った理由の一つにDiscordでのボイスチャットで最中さんと私のやりとりが周囲から好評だった経験があります。その感じを皆様に届けることができたならいいと思っています。私自身、喋っている時も聴いている時も楽しかったですし、いつもより友人同士の他愛もない会話、それこそ喫茶店で隣席者の会話を覗き聴く感じの回になっていたのではないでしょうか。

雑談回ゆえの編集の苦労

 今回、収録の段階では互いに黙ったり「うん」「そう…」みたいに考えている時の感動詞がかなり入っていました

エンタのサブロクは基本的に撮って出しに近いのですが、

  • 音量が過度に小さかったり大きいところは調整する

  • 互いに黙ってる時間が数秒続いているところをカットする

ことはしています。今回はその間を縮める作業が今までと比べて圧倒的に多かったです。普段は一回縮めるか縮めないかぐらいなのですが今回は10回は悠々と超えていたでしょう。雑談回であり、話のゴールを決めなかったことで互いにリラックスしつつも考えながら話していたことで間が空くことが結構あったのでしょう。とはいえあまり過度に間を詰めすぎると雑談の雰囲気がスポイルされると思うのでそこは調整したつもりですがどうでしょうか?
 

一般人と配信者によるポッドキャストであること

 今回のテーマの起点である「終わりの際に決まりきったメッセージを言うことの恥ずかしさ」は、私は当初ピンと来ていませんでした。
 
だからこそ面白いと思ったたわけです。ただ、よく考えるとこの恥ずかしさにピンと来ないのは私がVtuberとして配信活動をしているからなのでしょう。
 思い出してみると、私もVtuberになった当初は形がかっちりした挨拶を避けていました。やはり恥ずかしかったのでしょう。それでもこの活動をしていると周りのVtuberさんが素敵な挨拶や終わり方をしていて、むしろ「こういうの型にはめてピシッとできないと恥ずかしいのかも…」と逆の感覚を抱いたのを思い出しました。それでコメント欄で提案してもらった「ひかげんよう」や「おつかげさまでした」を採用して、ポーズの決め、形をかっちり作るようになっていきました。私もすっかりVtuberに染まっているなと改めて思います。
 今回がわかりやすいですが、「(文化の素養が高い)一般人」「(文化系物書きとか言ってるのに素養がそうでもない)Vtuber」という、違うバックボーンを持つ二人が互いの視点から語ることがエンタのサブロクの面白さの根幹だと思うので、そういう意味ではサブロクらしいサブロクだったと言えるかもしれません。

で、結局イエちゃんマンって何…?

それをこれ以上考えると僕の心が折れます。

ていうか、終わる時「オワちゃんマン」って言わなくて本当によかった…。「おしマイケル」も一瞬よぎったし…。


用語解説


武田砂鉄

 日本のフリーライター、編集者。さまざまな著作を手掛ける傍らTBSラジオを中心にラジオ出演も多い。TBSラジオ好きの日向日影はよくポッドキャストを聴いている。


サウンドステッカー

 ラジオで番組の合間やコーナー切り替わりの際、局名や番組名に節や音楽をつけて流す短いBGM。ジングルと言う方が一般的かもしれない。
 定期的に聴くラジオ番組のサウンドステッカーはついつい覚えてしまいますよね。これがあると本当にラジオっぽいのでいつかはエンタのサブロクのサウンドステッカーも作りたいです。


ラストマイル

 現在公開中の映画。TBS系で放映されたドラマ「アンナチュラル」や「MIU404」と世界観を共有している。今回TBSの話が多いですね…。
 連続爆破事件に立ち向かう物流センターのリーダーたちをはじめとする人々を描きながら、日本の物流システムへの批評的な目線を織り込んだサスペンス映画。かなり評判もいいし気になる……


トラベルミン

エーザイの酔い止め薬。子どもの頃よく飲んでいました。ある時期からはトラベルミンから液体酔い止め薬に移行した記憶があります。


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