革新には現状肯定と現状否定が必要。

自分が成長して前に進んでいくためには、現状肯定と現状否定が必要だ。

というのも、自分自身が今どこに立っていて何が出来るのか、何が必要なのかを認識するために現状肯定するべきである。
そこには自分への不甲斐なさや恥ずかしさも含まれるかもしれない。
しかし、スタート地点をしっかり見極めないと目標との距離を見誤り
予想とは違う結果に陥ってしまうため、嘘偽りなく現状の自分を認めることが
とても大切になってくる。

でも、それだけでは革新にはならない。

現状を肯定するだけだと、自分を甘やかし現状に甘んじる恐れがあるからだ。
目標に向かって走っているときに、本当にこのままで大丈夫なのか、
何か他に必要なことはあるのかと途中途中で修正をしなければならない。現状否定とは、一種の自分を客観視するためのものかもしれない。


巷に溢れるアドバイス記事などには、片方しか書いていないことが多いなと感じた。


両方必要であると思う。

正しい道を問題なく進むことが理想かもしれない。
しかし、何か壁が立ちはだかった時に乗り越えれる力も日頃から備えとかないと
いざという時が大変だ。

両者は二律背反の思考である。片方をすれば、片方は出来なくなってしまう。


所々で使い分けられるスキルを手にすることが自己成長の手助けに繋がるのではないかと、研究の合間にどん兵衞を啜りながら、ふと思った。


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