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入社後約1年半が経ち、改めてマネジメントについて振り返ってみた

最初に

このnoteは[Ateam Brides Inc. Advent Calendar 2020]の8日目の記事です。
エンジニアリングに特化した話ではないため、こちらにまとめていこうと思います。

私は今まで、インプットはしていたものの、インプットの方法としては自分の周りのできる人を参考にしながら我流で行ってきた割合の方が多かったと思います。
最近、体系的にいろいろなものを改めて学習してみて、自分の中での理解度が上がった・言語化されたことが増えました。
今回は、私がマネージャーになってから大切にしてきた物の中でも、特にヒューマンスキルを中心に改めて大切だと思ったり言語化できたりした物をまとめていきます。
※ヒューマンスキル以外はまだまだ言語化中なので、別の機会に。

自己紹介

株式会社エイチームブライズでエンジニアチームのマネージャーをさせていただいている@hyshrです。
エイチームブライズには2019年7月に入社しました。
それ以前は、約11年Webエンジニアやマネージャー、サービスマネージャーとして東京の某Web企業で働いていました。
現在も仕事でコードを書くことはほぼなく、マネジメント業務メインとなっています。

改めて思う「メンバーを知ること・敬うこと」の大切さ

マネージャーには、ヒトモノカネをマネジメントし、チームの成果を最大化することが求められますが、成果最大化を目指すための1つとしてメンバーの育成が挙げられます。
最近色々な本を読んでみて、メンバーの育成 = 人材育成という点では、私はこの言葉に多くが凝縮されていると改めて考えてました。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

wikipedia:山本五十六より引用

上記名言には続きもあります。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

前半はティーチング、後半はコーチング・権限移譲という感じでしょうか。
(コーチングも万能ではないので、ティーチングとコーチングの使い分けは必要となってくるかと思います。)

褒める/話を聞く/耳を傾ける/承認する/信頼するといったことを正しく行っていくためには、メンバーを知りメンバーを敬うことが必要になると考えます。

現在は1on1を取り入れている企業も多いかと思います。
その1on1でも良いですし、ザツダン等色々な方法があるのでなんでも良いのですが、メンバー1人1人のことを知りましょう。
メンバーが取り組んでいるものや強み弱みだけでなく、1人1人との会話の距離感やその人が大切にしていることや軸等も、です。
メンバーからしたら自分のことをあまり知ってもらっていないマネージャーから褒められたり承認されたり任せられたりアドバイスをされても、納得感や頑張ろうといった気持ちは、知ってくれているマネージャーからのそれとは大きく違ってくるはずです。

また、レポートラインで見た際に離れているような場合でも(例えば、メンバー、マネージャー、部長といった時のメンバーと部長)、できる限りメンバーのことを知ることも大事だと考えます。
例えば部長がマネージャーへのフィードバックをする際に、メンバーの状況を知ることでより適切なフィードバックをすることに繋がります。

(育成とは別の話にはなりますが、部長、マネージャー、メンバーへと話を伝えていく中で何かズレが発生していた場合でも、そのズレにより悪い方にことが大きくなる前に気付ける、知れる機会も増えると考えます。)

ちなみに、マイクロマネジメントをするためにメンバーを知るといったことはやめた方が良いと考えます。
マイクロマネジメントによるデメリットはここでは説明しませんが、メリット以上にデメリットしかないと思います。

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上記を明確に言語化していた訳ではないですが、フワッと近いことを考えながら前職から1on1や雑談をしていたな、と思います。

メンバーを知る方法等については、言語化できた要因となった[最軽量のマネジメント(サイボウズ式ブックス)]が1つ参考になると思いますので、ご興味ある方は読んでみてください。

最後に

私個人の振り返りをつらつらと書いたものになってしまいました。
今回は主にメンバー育成について私が考えること思うことを書きましたが、正直なところ「これが絶対的な正解」とは思っておらず、1つの方法ぐらいで考えています。
なぜなら、もし絶対的な正解があるのであれば、皆がその正解行動をし、全部が成功していることだろうと考えるからです。
そのため、この記事の内容としては、誰かの1つの気付きとして参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

改めて。
このnoteは[Ateam Brides Inc. Advent Calendar 2020]の8日目の記事です。
明日は@Shuniが担当しますのでお楽しみに!

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