IgA腎症の治療 | ステロイドパルス療法1クール1日目（入院14日目）

こんにちは！僕です。

扁桃摘出手術から10日目、初めて睡眠途中に起きなかった気がします。6時前に看護師さんが来て、検尿の依頼があってそこで起き（起こされ）ました。寝起きで検体取る必要があったので、起こされても仕方無し。

用を済ませたらモーニングルーティーン。体重、血圧、体温を測定し、数値に大きな変化なし。強いて言えば血圧の上が100を切っているので、下がりすぎている気はしますが、たまにあるので特に問題視はしません。

部屋に戻ってしばらくすると、また別の看護師さんがいらして、今度は血液検査。

その後、8時前くらいに朝ごはん。

朝ごはんは、全粥、味噌汁、豆腐と青菜の卵とじ、牛乳、のり佃煮。

喉の痛みもだいぶ収まって、QOLがだいぶ高まってきました。昨晩と比べても段違いに回復しています。15分くらいで苦もなく完食しました。

食後はお薬タイムなのですが、今日から新たな薬が追加になっています。

・タケキャプ錠10mg（胃薬：朝食後1錠）
・コメリアンコーワ錠50mg（たんぱく尿を減らすお薬：毎食後2錠）
・アルファカシドール錠0.25μg（ビタミンD：朝食後1錠）
・ファンギゾンシロップ（消化管のカンジダ感染予防：毎食後5ml）
・ポピドンヨードガーグル液7%（うがい薬：前述のシロップを飲む前にうがいするため）
・ベナンバックス注用300ml（カリニ肺炎を予防する薬：1日3回吸入）

これにこれまで飲んでいた薬も追加なので、本当に薬漬けの毎日です。

お薬を飲んだらステロイド治療の開始まで時間があるので、シャワータイム。土日の汚れを落としてさっぱりしました。

シャワーから戻ってしばらくしたら、いよいよステロイドの点滴。おおよそ2時間で終わるように設定されました。

点滴中も血糖値の計測や、処方された薬（前述のベナンバックス）の吸入をしつつ、ベッドの上で過ごします。何か副作用が出そうな気がしたのでおとなしくベッド上では過ごしてました。

途中に昼ごはん。

お昼ごはんは、全粥、ホキの薄くず煮、サラダ（with マヨネーズ）、果物（スイカ）です。

親の敵のように今日もミニトマトが出てきましたが、せっかく調子良くなってきた喉が全焼させられる危険性があったため、念のためミニトマトだけお残し。それよりも大好きなスイカが食べられたのは気持ち的にも良かったです。お昼も15分程度で完食しました。

ただ、食後にお腹を壊してしまい、何回駆け込む自体に。朝飲んだ胃薬でお腹を下すことがあるようなので、もしかしたらその影響かも。

しばらくしてステロイドの薬液がなくなったので、今度はヘパリンという血栓を防ぐための点滴を、明日のステロイド点滴開始の時間まで持続的に行います。つまり点滴をしたまま過ごさねばなりません。

一般的には点滴って看護師さんが点滴の量を調整してくれますが、流石に正確な容量を持続的にとなると大変。ということで、自動化マシーンを投入してくれました。

これ、初めて使っているんですがすごいですね…。1時間あたり何ml落とすか設定するだけで調整してくれるっていう。普段は電源つないでますが、外しても5時間はバッテリー駆動するとのことで、移動時も難なく点滴を持続させることが出来ます。

途中、血糖を測ったり、血圧や体温を測ったり。血糖は想定の範囲内で動いているようなのですが、体温がちょっと上がって37.0℃の推移。これも体が頑張っての反応なのでしょう。

夕方には主治医の先生も来てくれて、血液検査と先日の畜尿検査（扁桃摘出後1週間時点）の結果を持ってきてくれました。血液検査のデータは特に手術前と変わらず、ただ24時間ためた尿に含まれるたんぱくの量は4月の腎生検時よりも増えており、個人的にはやはり早めのこのタイミングで治療を開始できてよかったなと。

また定期的に蓄尿はしていくので、どのように変化が出てくるか楽しみです。

18時にはお夕飯。

お夕飯は、全粥、鶏の竜田焼き、ブロッコリーの塩茹、人参のブラッセ、豆腐のグラタン、青りんごゼリーでした。

喉の調子は引き続き良くて、こちらも15分ちょっとかけて完食。食事が苦じゃなくなってきました。嬉しい。

ステロイド投与1日目ということで、なにか体調に変化が出てくるかなという懸念はありましたが、いまのところは大丈夫そう。ただ、夜眠れなくなることが多いらしいので、まだ油断はできないのですが。

今日こそゆっくり寝たいですが、点滴も繋ぎっぱなしだしなぁ…。緊張感もって寝ることになりそうです。

（消灯21時ですが、まだシロップの薬と吸入薬が看護師さんから届いていないので、いつ来るんだろう…と思いつつこれを書き留めておりました）