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母親絶対教② 社会の常識とは逆の掟

本来なら、母親の役割は、
「子供を育て、大人になったら自分の力で生きていけるようにすること」
です。

母親絶対教の掟は、その逆。
唯一の信者である娘を、
大人になっても、自立できない人間にすること。

かなり、厳しい掟がありましたが、
現在は物理的に距離をとり、
一人暮らしが7年8ヶ月続いています。

「自分が上手くいかないのは、お母さんのせいだ!」
「もう大人なんだから、親のせいにしちゃダメだ!」
相反する気持ちの葛藤が、今でも続いています。

私は、19歳の時に精神科医から
「アスペルガーの疑いがある」
と言われました。

しかし、生まれつきの要因、
発達障害ではないのでは?

母親が「教祖」、娘が「信者」という
かなり変わった環境で育ったら、
他人との関係は上手くいかず、メンタルを病みます。

唯一の救いが学問でした。
学歴がある方が、
教祖として、立派な信者を自慢できますからね。

私はわりと勉強のできる子供でした。

大人になってからも、
知識や知恵を身につけ、
何とか身の回りのことができるようになりました。家事全般、ですね。

完全に、教祖の思い通りにはなりませんでした。

これからは、
あえて教祖との辛い過去と向き合います。
過去があって今があるのです。

教祖との関係を思い出すことで、
なぜ、自分が他人と上手くいかないか?
謎が解けるかもしれません。

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