みぶまほ3感想

近藤マキナ 鳥居きららさん
魔法少女として松平セント先生を助けるために全てを欠けている気持ちと、局長として壬生魔浪士組の全員の身を考えることに板挟みされていたのかな?強いと言うことが力(能力)だけが強いのではなく人(魔法少女)としての大きな強さを表していましたね。最後の自分の幕引きは覚悟を決めたあとの表情が優しくとても心に響きました。
局長として局員に慕われている部分ときららさんとして出演者さんに慕われているのもよくわかりました。

土方ミリア 品川ともみさん
すごく冷徹で自分の感情を出さず常に壬生魔浪士組を、マキナをナンバーワンにするために行動している厳しい方でしたね。時折見せる仲間に対する思いや表情があるからこそあえて厳しくしているのが伝わってきた。そのため最後のマキナの処刑シーンでの明るい笑顔が際立ちましたね。
ステージからのはけるシーンは常に敵がきていないかとしんがりを務め後方確認を常に行っているのも副長として魔浪士組を守っているのが伝わりやすい部分だったと思います。
そして、ダンスシーンでの笑顔もまた素敵でした。あの部分はミリアではなく品川ともみさんだったのかな?楽しそうな笑顔で踊るのがミリアとのギャップもありよかったです。また、六公演目だったかな?最初の登場シーンで剣が後ろの幕にあたりめくれてしまったシーンでいいタイミングでさりげなく直していたのも落ち着いていて全体が見えてるんだなぁと思いました。

沖田レミー 宇塚彩子さん
天才にして病を患わせてるレミー
戦うことが好きなバトルマニアかなぁと思ったけど、ただ戦うのではなく魔浪士組として、マキナやミリカと一緒に戦えるのが好きだったのかなぁと。みんなの前では常に明るく振る舞っているのも本当は病がきつくあえてのあかるさなのかなぁとも思った。殺陣のシーンも格好よかった分、最後の消滅シーンのマキナやミリカと一緒にいれないことの残念さがギャップとしてあり、引き込まれました。
また何回か間違えて名前を呼ばれるシーンですぐさまアドリブで返事をしたり対応するところもあり、初見の人は違和感を感じないだろうなぁとも思いました。
戦いでは常にリオンと共に先陣を切り魔浪士組のムードメーカーとして素敵な存在でした。
永倉ヒナノ 川口舞華さん
マキナをライバル視していて戦闘をして散ることが美学みたいになっていたのが最後まで生き残って昔を振り返るのはどんな感情だったのだろう?
現役(魔浪士組時代)と引退してからガラッと変わった感じ。ただ魔法学園や、魔浪士組への想いが自分で魔法学園をおこし、当時の仲間への想い、感謝を後世に伝えてるのかなぁ。仲間の消滅を乗り越えて成長したんだなぁと。最後の昔を振り返る表情が優しさに溢れていてよかったです。

斎藤ネリッサ 大伴沙季さん
魔浪士組の中で常に物静かで冷静な感じ。その冷静さで魔浪士組を支えている風に見れた。一部甘いものに関しては止まらなくなってしまうところがあるがそのギャップがまたいい。本番では10個ある隠し味のうち七個しか披露できず千秋楽で7.8.9個目が飛んで10個目の真心となっていたが公開されていないのがのんだったのか気になる😁。毎回違うと気づいたのは三公演目で最初の方をよく覚えていないのも残念。毎回あの長い説明はどうやって覚えたのかも気になる。
また、大友さんも舞台中のハプニングへの冷静な対応も素晴らしかったな。土方の最期の殺陣の時に影の魔具が壊れてステージにおちたのも冷静に拾っていたし、ヒナノを平手打ちした際におちたものも自然に広い、ヒナノが去った才にそれを見つめ想いを寄せる演技がまた素晴らしかった。
また、大友さんは衣装も担当されていたそうで、とても舞台映えしつつ、キャラクターもわかりやすく素敵な衣装でした。演技するのが最期というのは寂しく思います😢
原田ケイカ 中川杏奈さん
なんか魔法少女としては男勝りのイメージでイケメンなんだろうなぁと。三日目くらいからよく見ると目が赤い?メイク?カラコン?と気になってたけどやはりカラコンでしたね。役作りで赤だったのかなぁ?とても格好よかった。ヒナノが抜けるときも最初について行くというヒナノとの絆もかっこよかった。今までの魔法界のヒーローから一転した時の落胆は心の声が出てる感じの雰囲気もよかったし、生きることの意味をああいう理解の仕方を表現するのは共感できる部分でした。ダンスシーンの笑顔もよかったなぁ。
山崎シズク 蒼田聖樹さん
クラスの優等生的な印象、魔浪士組が攻撃的な人が多いのに回復がメイン。回復系はサリィと二人いたけどサリィは攻撃シーンがあったけどシズクは全くなかった気が・・・
そして情報収集ができると言うことは冷静に物事を判断できているのかと。
局長の命令もあるが、自分の能力から自分がいかなる状態でも、常にレミーを回復でフォローすることに専念し、それが自分が魔浪士組で自分が最も貢献できることとして、しっかり務めあげたのはすごかった。最期の消滅シーンは😢したのはここだけの話。
また、ストーリーの展開上ネリッサさんへのマントの受け渡しのシーンがあったがそのシーンでは常にネリッサに敬意を払い挨拶をしながら渡すように見えたのも印象的でした。
大石リオン 亀田彩香さん
レミー隊長を尊敬し戦闘でも先頭に立つ魔浪士組の切り込み隊長。魔浪士組で戦えることが楽しく、一番自分が負けたらというのを考えていなさそうだった。処刑シーンで自分の消滅が怖く、ミツキに命乞いをしている部分が意外で、一番魔浪士組でなさそうな部分だったかなぁ。戦闘シーンも多く棒術もうまく使えていたかなぁと。大きい武器なだけに他のメンバーよりごまかしがきかなく、ダイナミックな殺陣となっていて見映えしていましたね。

島田ホノカ 雨宮みきさん
とてもキャラの強い役割😁負けん気の強さとそれに伴わない攻撃力でも、ヒナノ体調を含め仲間を思いやるこころはしっかりもっていて、ケイラ隊長消滅のあともしっかりその意思を引き継ごうというところに強さを感じた。
でも本当にホノカは生涯あの魔具で一人でも相手を倒すことができたのかなぁと思う。
また、ストーリー上ヒナノ体調のマントの取り付けを手伝う場面もあるがヒナノ隊長の後ろからさりげなく髪の毛を直したり、襟を整えたりしているのは気が利くなぁと思って感心してました。
相馬サリィ 飯田菜々さん
最初の登場シーンでの不敵な笑みからスタート。とても攻撃的なのかと思いきや、攻撃はカリィがメインで回復系。ホノカに対するの合った芝居も楽しかったなぁ。シズクの最期、レミー隊長の最期を看取る時のどうしようもない無力感(しょうがない部分)は苦しかっただろうけどそれで自分を責めている無念さが伝わる感じでしたね。最近はいろんな役どころもあり演技の幅が広がっていると思います。

相馬カリィ 夏目ちよさん
魔浪士組での期待のルーキー感。マキノ隊長に憧れている部分はよく表現されていました。戦闘は荒削りでセンスがあるんだけど経験不足な感じが伝わってきました。殺陣の難しさもあったけどいい動きだったと思いました。
松平セント 江里奈さん
魔法学園の現場トップとしての立場、魔浪士組を守りたいという気持ちに板挟みになっていたのかなぁ?魔浪士組に守られていることが負担をかけてしまっているみたいに思っていたのかなぁ?トップとしての立場と魔浪士組を思いやる気持ちの表現が伝わりやすかった。
勝リノ 谷口礼子さん
世界を冷静な目で見てられる感がありかつ、自分達の立場、状況をしっかり把握、的確な対処もできていたなぁと。勝先生の表、裏を見事に表現している感じ。出演シーンは安定感がありまた、客席とステージをうまくつなげる役割もあり。こういう役者さんが座組にいると演出家の方は楽だろうなぁと。みている方も楽しくさせてもらえた。

坂本バンビ 小口美雪さん
全体的に特別な立ち位置。
魔法界の未来全体のことを考えて行動していて、魔法学園、魔薩長の間に入っていて周りからはわかりづらい存在なんだけど素敵な思想を持ち行動している人。
演技自体もテンポもよく場面ごとにうまく切り替えている感じもでていて坂本バンビが舞台に出てくると何が始まるのかなぁというわくわく感がありました。西郷さんにかけられる最強魔法に対するリアクションも毎回楽しみでした。バンビなくしてみぶまほ無しの印象。

榎本マリン 星野彩月さん
純粋な魔法少女。実際に演出上の攻撃魔法はなかったけど結界を作ったりかなりの能力を持っていることがわかった。ジュンの先輩として後輩を面倒の見方、もわかりやすかったし、魔薩長と魔法学園の対話の時にはまっすぐ見る目力、静かな中に感情がにじみ出てくる演技がよかったと思いました。
人見ジェン 真田彩香さん
今回が初お芝居の真田さん。その割には落ち着いて周りが見えている感じを受けました。普段は若さから来る明るさ、もあり、しっかり熱い心を持っている役どころが伝わってきました。またいろんなところで背筋がピンとしていて舞台映えするなぁとも思いました。影もされていたようですが、機転の利いた判断もできていたようで状況判断の速さも含めてこれからが楽しみです。
西郷ベニヲ 黒森コケ。さん
まずは立ち振る舞いが格好いい。戦闘シーンはなく、魔法も最強魔法をバンビにしか使わなかったのにそれでもボス感が溢れている。大久保との掛け合いも見ててほっこりするし、近藤の処刑シーンでの対応も心が広く素敵な人物だなぁと。
ダンスシーンも楽しそうに踊ってられたのがギャップもあり、印象的でした。
大久保カヲル 永友春菜さん
魔薩長の名参謀、常に西郷を支え、冷静に物事をまとめているイメージ。凄く頭の回転が速く機転も利くし、それが冷静ではあるが冷徹ではなく人間味のある判断もできる素晴らしい人。この人がいての西郷どんだなぁと。それがうまく伝わる表現力だなぁと思いました。
板垣レーナ 堀篭春奈さん
魔法学園から魔薩長へ移りどんな気持ちだったのだろう?板垣の意思で魔薩長入りであったと思うけどかなり表現が難しい立場だったのかな?ミツキさんとの絡みを見ていると普通の生徒には評判も良く誰にでも好かれているような感じでしたね。
鈴木ミツキ 荒木郁さん
魔法学園に居場所がなくなって魔薩長にきたかんじ、魔法学園は好きなんだけど魔浪士組にだけ恨みををもっていて、憎いんだけど命まではっていう気持ちなのかなぁと。魔法学園への攻撃、処刑に対して自分の意思とは別にやらされている感が伝わり、自分の気持ちと葛藤しているように思えました。そのために拒否したい気持ちと自分の置かれている立場から体を震わせながら何かと戦っているような演技が伝わってくるような感じでした。
桐野カナヲ さいとうはるかさん
魔浪士組に対しての攻撃をまとめていることに対して、殺陣の動き、対応がとても強敵感が出ていて良かった。魔薩長の中での存在感があり、その役割をまっとうする実力者。セリフよりも動きでそれが伝わってくる感じでした。また、魔薩長影もフードからのぞく髪ですぐにわかりましたがやはり素晴らしい動きでしたね。魔浪士組VS魔薩長の戦いでキーになるキャラクターになっていて、物語を引き締める良い動きだったと思います。

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