食品の加工機械って九州男児感がすごいというお話。
こんにちは!宮崎の農産加工チャレンジャー田中です!
今日はね、
今日こそは久しぶりに農産加工チャレンジャーっぽい、読んで為になるような話するわよ❣️
本当にどんだけ久しぶりだよ…笑
今年は9月にすっかり涼しい気候になって、本当に何年かぶりに秋らしく感じる9月を過ごした気がします。
農作物も、ぶどうにりんご、栗などの秋らしいものをよく見かけますが、
秋から冬にかけて宮崎では柑橘がたくさん収穫されます。
ひょっとこ堂でも、最初は秋冬の時期にゼリーの売り上げが厳しくなるので、何かプリンやムースみたいな物の開発が必要かと悩んでましたが、秋冬は様々な柑橘の加工を行っています。
特に最近では宮崎オリジナルの柑橘の
『へべす』
がすんごい勢いで人気が伸びていて、カボスでもすだちでもない、
薄皮でかつ、肉厚で果汁たっぷり、爽やかな香りとキレのある味が料理や飲み物に大活躍なんです❣️
しかも、完熟になると皮が黄色く、風味も変わって、それもまた絶品なんです❣️
さて、そんな柑橘や、お得意のマンゴーの搾汁やピューレ裏ごしに使用している機械が
『パルパーフィニッシャー』
というものを使用しています。
ちなみにこれは今年メンテナンスして塗装してるのでメーカー新品と色が違いますが、
サンフードマシナリさんという会社さんのものです。
他にもパルパーフィニッシャーを製造している会社さんはあります。
全国の農産加工や農業高校などでも導入されている機械です!
確か金額は150〜170万くらいだった気がする…
忘れました💦
もう金額以上働きまくってくれてます!
導入したのは6年前くらいで、マンゴーのピューレ加工をする際に、ミキサーした後に手作業で裏ごししていたのですがとても穴を通りきれず、半端なく効率が悪くておわらなかったので、導入しました。
宮崎県の食品開発センターにも置かれていて、実際に作業試験したうえで、購入の流れとなりました。
とにかくパワフル
食品の加工機械って、皮むきとか、切ったり、すりつぶしたり、裏ごししたり、みじん切りしたり、
やる事は単純なのですが、
とにかく正確に力強く、
そして長時間連続して作業することができるようなものが多いです!
でも、こういった食品業務用機械って、家庭用のような汎用性や繊細さに欠けてるんです💦
むしろ、家庭用食品機械って、多機能でかつ、仕上がりが研究されまくって素晴らしいし、壊れずらい! しかも洗いやすかったりと消費者の声にバッシバシ鍛えられてます^_^
一方で業務用は本当に専門的で単一作業専用の機械がとにかくパワフルに作られることが多く、繊細さや汎用性にはかけます。
『おいどんは、器用じゃなかばってん、
とにかくあなたのことがひたすら好きです、
一生あなたを守り抜きます❗️
このさき一生俺の味噌汁作ってください❗️』
みたいな九州男児感がすごい❣️
しかも、結構な割合で作業後の片付けがめんどくさい💦
マジで家庭用と比べると大変です💦
このパルパーフィニッシャーも、搾った果汁や裏ごしたピューレはステンレスの衛生的な環境で扱われますが、排出される皮や種などが通る部分は鉄で作られてるので、施された塗装が剥がれたり、そこが錆びたりしてしまうのが超デメリットです💦
価格を抑える為にそう設計されているので、どうしても必要な場合はオールステンレスのも対応されるそうですが、値段がうんと高くなります💦
マンゴーの場合は種や皮が使い道ないのでいいのですが、
柑橘に関しては皮も有効活用出きうるはずなので、正直廃棄するのはもったいないといつも思ってます💦
ずっと我慢してましたが、
新しいオールステンレスの導入も難しいので、
この鉄の部分を改造してなんとか排出部も衛生面を確保して、食材やわ生かしきることが出来る様にチャレンジしてみます❣️
問題の排出通過スペース。
最近ようやくアイディアが舞い降りてきたので、トライしてみます❣️
ちなみにこのチャレンジの成功を待ってくださってる人がいるので、成功させて喜んで貰えるように、
田中めっちゃがんばります❣️
九州男児をMatt化してきます❣️
間違って、田中がMatt化してたらすみません💦笑
とにかく、チャレンジの進展があったらまたお伝えしますね^_^
食品機械は切ったり搾ったりの『メイン機能』を見て処理能力などのスペックで導入判断することが多いですが、素材を生かしきることや、専門的でも汎用性をどこまで持たせられるか、ということもメーカーさんから情報を得たり、アイディアを考えからしっかりリサーチして導入されることをオススメします❣️
とにかく高い買い物ですので、
しっかり確認して、時にはメーカーさんからデモ機を借りたりしてから判断してね❣️
それでは、今日はここまで❣️
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