見出し画像

ユーザー体験が「触媒」としてはたらく瞬間。



UXリサーチの業務を始め、6ヶ月目。
ありがたく「自分へのご褒美だ!」と思えるシーンに
巡り合うことができたので、したためておく。

ユーザーテスト結果報告会にて

とあるプロダクトのユーザーテスト結果報告会にて
(自分はユーザーテスト実施に一部携わったのみだが、
ありがたく参加させていただけることに)。
本案件をリードする先輩リサーチャーより、
プロダクト開発に携わる関係者の方々へ結果報告。


「え!?自分はむしろこの部分は使いやすいはずだと考えてたんですけど、なんでだろう、、みなさんどう思われますか?(→バシバシ議論)」

「じゃあ、、、こういう改善策もありうるってことですよね!?」

「私たちもここめちゃくちゃ使いにくいと思ってたんですよね…。
良い材料を得たので、社内に働きかけられそうです!」


自分の想像以上に、場の温度が高まっていく様子に感激。
自分がUXリサーチやりたかったのは、このためだよな〜と。

「触媒」としてのユーザー体験


「こうじゃないといけない(他の方法がわからん)」
「この先どうしたら良いのかわからん」
「動きたいけど動けない」
「ぶっちゃけこう思ってるけど、、、言いづらい」
という膠着気味な状態※に、

「ユーザー体験」と言う触媒をポンっと投げ入れることで
(投げ入れ方は、リサーチャーの腕の見せ所かと思われる、、)化学反応が起き、
「あ、こうじゃなくてもいいのか」「こんなこともできそうだよね」
と、これまでには表に出てこなかった選択肢や行動、未来が、
どんどん描き出されていく。

※想像はしていたけれど、様々な組織事情で
「膠着」に陥ることは実際にあるのだなと生々しく実感。
この辺りも別途したためたい。

まだ半年しかUXリサーチに携わっていない身分で
こんなことを口にするのは若干恐れ多い気もするけど、、、
「冥利に尽きる」ってこう言うときに使うんだろうか。
たまらんです。

何はともあれ、自分にとって非常に意味のある経験をさせていただいた。
お話をくれたクライアントの方々と、
お手本を見せてくれた先輩リサーチャーの方に感謝感謝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?