何で信じてくれないんだろう


私は説明がクドかった

今はかなり減らした

私が一般の人達の標準よりかなり説明が多かったのは

余計なトラブルを避ける為

「自分はこれこれこういう人間ですから
こういう事はしないし
ああいう場合はこういう対応をしますし…」

みたいな、"取り扱い説明書"的に提示している

それだけ信頼を損なわないために細心の注意を払ってる


それなのに世の中は

そんな努力工夫はすっ飛ばしてくる

私が説明してきた事なんてまるで無かった事みたいに

突発的なトラブルに驚かされる

「そんなわけないじゃん」
「私その手の話、これまで何度も言ってきたよね?」
って言いたくなる

でも無理なんだ
そんなの届いていない

つまり 日頃からの細かな説明やアピールより
結局は 肝が据わっている事のほうが求められる ってことなのだ

「今、まさにその現場で」の的確な判断をする力を持つこと
これこそ避けて通れない


小心者で神経質
臆病さゆえにちょこまかと先回りする人より

どーんと肝の据わった人の方が
日常を楽しく有意義に過ごしていそうだ
ストレスも少ないだろうし

  本当に羨ましい


あと、こういう事もある

普段これだけ説明的に生きているから
それなのに誤解されると

「もう、これ以上、どうやったらいいのよ?!」

と、キレてしまう

こんなに頑張ってわかりやすく見せているのに
それでも尚、こんな私を疑うのかと

「そんなに私が悪く見えるのか?」
「何で信じてくれないのか」と

頑張ってるところは、それ相応に理解されたいではないか

でもそれはこっちの都合なんだよね…

そもそも説明なんて普通は見てないもの

そう、最近そう思う様になった

だから前より説明が減った

いくら前もって頑張っても無駄なんだと

その事の起こっている正に"その時"でないと
人の心には届かない

現場での出たとこ勝負なんだ