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那須川天心選手が愛用しているサプリをマッチョが徹底解説します。【マッスルテックのプロテイン、HMB】

新R25で、面白い記事を見つけました。
那須川天心選手が愛用している最高のサプリの紹介記事。

今をときめくスーパースター、那須川天心選手。
キックボクシングという競技の特性上、プロポーションが非常に綺麗なのは当然。
「動ける筋肉」どころか「相手を倒すための筋肉」ですから、そんな彼の肉体は全男性の憧れと言っても過言ではないはず。

そんな彼の身体を作るサプリ、一体どんなものなのでしょうか。


●那須川天心愛用サプリ① プロテイン

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1つ目は当然、プロテイン
プロテインの必要性は筆者も散々説いてきましたが、改めて。

那須川天心選手の階級はフェザー級。
体重は57kg程度と推測されることから、一日に最低でも120g、アスリートですから200g程度のタンパク質を摂っていてもおかしくありません。
(※筆者は格闘家の食生活には詳しくないため、間違っている可能性はありますが)

200gのタンパク質を摂るためには鶏むね肉を1kg食べなければいけません。これを毎日続けるのは相当きつい。
なるべく体脂肪をつけずにこの量のタンパク質を摂取するには、プロテインパウダーは必要不可欠だといえます。

さてこのマッスルテックのプロテインですが、何がそんなに良いのでしょうか。

・成分がいい
ホエイペプチドとWPI、WPCを配合しており、吸収効率を考えられて作られています。
→プロテインの種類について

・信頼できる
アスリートにとって、ドーピング違反物質はご法度中のご法度。
マッスルテックのプロテインは医薬品適正製造基準(cGMP)に基づいて製造されており、汚染物質が入っていないことが証明されています。

・安い
那須川天心選手がプロテインのコスパを気にしているとは思えませんが、このプロテインは本当に安い、、、
時期にもよりますが、iHerbのセールを上手く組み合わせると2.51kgで4,000円程度で買うこともできちゃいます。

・美味しい
いくら良いプロテインだとしても、美味しくなければ続かないですよね。
記事中で那須川天心選手も言っているように、このプロテインは本当に美味しい。

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いやーこれとっくにおすすめしてたわー。3年前から買ってたわー。

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●クリアマッスル ハイパー

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https://www.muscletech-japan.com/lp-cm/

2つ目は、まさかのHMB
HMBは誇大広告などもありますが、エビデンスを巡っても効果があるかないか、フィットネス界では賛否両論。
→HMBのエビデンスを巡っての議論と筆者の見解

HMBとは「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」の略で、必須アミノ酸の一つであるロイシンの代謝物質です。

一般的なHMBはCaHMB(カルシウムHMB)なのですが、クリアマッスルはBetaTOR、遊離酸HMB(β-ヒドロキシ-β-メチルブチレート)という特許成分を使用しており、吸収が早いことが特徴です。

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BetaTORにはロイシンと同じく、「mTOR」という筋肥大のスイッチを押すような効果があり、HMBを飲む目的としては、
1.筋肥大
2.筋分解抑制
3.筋力向上

の効果が期待できるというところにあります。

記事中では那須川天心選手は疲労回復、特に筋肉痛からの回復に効果があったと語っており、トップアスリートが感じているのであれば本当にそのような効果があるのかもしれませんが、ちょっと理論とは外れているなという感想でした。

筆者個人の体験としては、クリアマッスル(ハイパーではないほう)を摂ることによってグングン除脂肪体重が増え、初心者から中級者へのステップアップ時に非常にお世話になりました。

先ほど、フィットネス界ではHMBは賛否両論だと言いました。
アカデミックな世界のエビデンスベースでは、最近ではHMBは効果がないとする説が有力です。
しかし、那須川天心選手だけでなく、MLBのダルビッシュ選手、ウエイトリフティングの山本俊樹選手など主にアスリートを中心にHMBは一定の支持を集めています。


●ちょっと気になる、アスリートのサプリメントリテラシー。

記事を読む中で、いくつか気になったことがありました。

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僕は16歳から、50種類以上のサプリメントやプロテインを試しました。100万円以上は使ってると思います。
それで、半年前についにこのHMB「クリアマッスルハイパー」とプロテイン「ナイトロテック」に出会ったんです。
いま、僕のカラダはこの2つでできてますね。

那須川天心選手はかなりたくさんのサプリメントを試してきたことがわかります。
パフォーマンスを向上できるための努力は何でもする、といった感じでしょうか。

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愛が深い。プロテインはわかりますけど、「HMB」って何ですか?

何なんですかね? 僕もちゃんとわかってないんですけど…

一方で、これはかなり気になります。。
自称サプリメントオタクとして物申したい。。。

自分の身体に入るサプリメントがどのようなものなのか全て勉強しろとまではいいませんが、最も体感のあったサプリメントの内容くらい知っておいてほしいですね…。

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プロテインの味って苦手なんですよね…オエってなりませんか?

いやいやいや、これは全然なりません。
キャラメル味といちご味があるんですけど、“ほぼスイーツ”っていうぐらいおいしいです。本当にウマいんで、減量中も「幸せ」って思ってます。
プロテイン飲むと下痢するっていう人も多くて…僕もけっこう“お腹弱い系男子”なんですぐピーピーだったんですけど、これはまったくない。
質がマジでいいんだと思います。

これはプロテインの質の問題ではなく、恐らく那須川天心選手は乳糖不耐症なのでしょう。
日本人含めアジア人には、乳製品の糖、乳糖(ラクトース)を分解する酵素が遺伝的に少ないと言われています。

マッスルテックのプロテインはWPIという精製度の高い種類のプロテインを97%使っているので、乳糖が少なく、症状が出なかったのだと思われます。

本当にプロテインを宣伝したいんだったらこの辺もアピールすればいいのになーと思います。

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この「マッスルテック」は最近やっと日本に進出してきた、世界一のメーカーらしくて。
今後もいろんな商品を出していくって聞いてるんで、楽しみですね。

そうなんだ。じゃあ今回の企画で売れたらいいけど、売れ行きがよくないと日本撤退とかもありえるんじゃないですか?撤退になったらどうします?

それはヤバいですね。撤退したら会社を訴えます。

まあこれはR25特有のギャグだと思いますが…

確かにマッスルテック社は最近日本に進出してきました。
IFBB PROのカネキン選手とスポンサー契約を結び、日本での販売を拡大していくようです。

でも撤退とかそういうのはないですね…iHerbで買えばいいので…

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https://www.muscletech-japan.com/


●僕らが学ぶべきこと

おそらく、トップアスリートと私たち一般人ではコスト意識が異なります。

トップアスリートは「強くなるためならなんでもする」
一般人は「限られた資源の中でやりくりしながら向上していく」

トップアスリートの場合、スポンサーだったり、トレーナーだったり、トレーニング仲間だったり、いろいろなところから情報が入ってきて、試供を受けることもあれば流行りのサプリを一括で購入することもあるでしょう。

でも、筆者も含めて読者の皆さんの大半がそうだと思いますが、値段を気にせずサプリを好き放題買うことってなかなかできないですよね?
仕事や勉強などもある中でいろいろ情報を調べ、コスパが良い製品を選んだり、月の予算内でやりくりしたりしている人が多いかと思います。

だからこそ、誰かのおすすめを鵜呑みにするのではなく、健康に関する知識があり、自分にとって本当に必要なものを考える力を持っている状態が筆者の理想です。

これは決して「那須川天心はアスリートのくせにロクにサプリの知識もないのか!」という批判ではありません。
彼は競技に全神経を集中させているでしょうし、そうすべき人材だと思います。
仮にそれがビジネスマンでも、ビジネスに全努力を注ぎ込んでお金を稼ぎ、そのお金で自由に好きなサプリを買う人がいてもいいでしょう。

でも筆者も含めてそうではない人、資源が限られている人にとっては、情報が全てです。
効率的に正しい情報を得るためには、自分で興味を持つか、あるいは信頼できる情報源を複数持っておくことが望ましいと思います。


●まとめ

・マッスルテックのプロテインは自信を持っておすすめできる
・クリアマッスル(HMB)は賛否両論だからいろいろ調べてみて!筆者もいろいろ解説してます。
・情報リテラシーをつけよう


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