存在してしまった。
ぼくは周りに比べて自分をよく知っている方だと思う。内面的なことではない。そんなもの未だにちっとも理解できない。
よく知っているというのは、自分の外面的な『特性』だ。
なんの話かと思うだろう。
まず簡潔に言おう。
ぼくは[自閉症スペクトラム障害](以下自閉症)という障害を持っている。
簡単に言えば、精神異常者という括りの1人なのだ。
自閉症とかそういった脳の障害のある人の場合、だいたい性質が似てくる。
性質といっても、性格や身体的ななにかが似るわけではない。
能力的な部分だった