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遊山記（其の四）

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本

戯歌、いんちき漢詩など。

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2024年4月21日 21:26

日高睡足猶慵起

筆ペンなぐり書きによる声に出して読みたい漢詩、というのはたぶん初めてだが、今日のNHK大河ドラマ『光る君へ』が香炉峰の雪回だったので、元ネタである白居易の詩の第一句を書いてみた。「日高く睡（ねむ）り足りて猶（なほ）起くるに慵（ものう）し」。朝寝よき。毎朝声に出して読みたい。

2018年1月19日 13:30

とちおとめあまおう女峰やよいひめ古都華とよのかあかしゃのみつこ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。「あかしゃのみつこ」という品種があることは今回初めて知った。福岡で作られている由。品種さまざま、しかし苺に貴賤なし。天は苺の上に苺を作らず。みんなちがって、みんないい。

2018年1月13日 03:08

茜雲たなびく空に立つ鳥の高きをめざすその意気やよし

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。センター入試を控えたキャンパスにて。季節感のかけらもないが一応趣旨はタイトル通り。全員の希望がかなうわけではもとよりないが、打ち込んだ時間自体は無駄にはきっとならない。みんな、がんばれ。

2018年1月7日 15:34

いじるとかかわいがるとかいいかえてみても結局ただの暴力

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。昨今話題の例の件もさることながら、似たような話がけっこうあちこちにあるんじゃないかと思ったりする。

2018年1月5日 12:15

あたらしき年のはじめにかくし芸大会あれは楽しかったな

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。なんちゃって本歌取り。本歌はいわずと知れた古今集巻二十の1069番「あたらしき年のはじめにかくしこそ千歳をかねて楽しきをつめ」。かくし芸大会は子どもの頃よく見ていた。当時は今と違って芸達者な芸能人がたくさんいたということなんだろう。

2017年10月22日 17:05

日々是忙日

筆ペンなぐり書きによる声に出して読みたい日本語シリーズ。最近こんなわけでご無沙汰気味だったのだが、とりあえず時間を見つけたので。

2017年9月12日 12:13

十月の祭り九月の空の下セミが鳴いても暑くても秋

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。日本というのは不思議な場所でこの10月祭りを年中やっている。9月は日比谷公園。10月は本国に戻るのだろうか。

2017年7月28日 21:02

絶滅の危機とこれほどいわれてもまだ食いたがる奴がいるとは

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。大手コンビニチェーンとか外食チェーンとかで未だに土用だ何だと安く売るキャンペーンとかやってるのがほんとに信じられない。メディアの取り上げ方もやたらに腰が引けてて何か裏にあるんじゃないかと疑いたくなる。まったく食べるなとまでは言わんがもっともっと高くして、いいし、何なら完全養殖技術確立まで禁止したっていいと思う。

2017年7月17日 18:13

夏かぜ

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。ここ数日超つらくて、連休だから休めるという職種でもないので（文字通り）ぜいぜい言いながら作業している。暑いのに寒気がするってほんとにずるいというか不当というか。

2017年7月11日 11:47

宵空に上れる月の橙を映して灯る家々の窓

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。月がオレンジ色にみえる現象は別に珍しいものではないが、その真下にある家の窓からもれる明かりの色と同じというのが面白かったので。

2017年6月25日 15:28

間をとって

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。毎年この時期に似たようなのを詠んでる気がするが確かめてない。世の中なかなかうまくいかないものである。

2017年6月20日 12:30

足組んで坐しても頭丸めても煩悩消えぬ人の哀しき

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。詠み人知らず、ということにしておく。怪文書の類ではないか。出所や入手経路が明らかでない場合に調査を行うことは考えていない。

2017年6月9日 15:54

やりたいと思う奴らがみんなして金を集めてやればいいじゃん

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。いつにもましてなぐり書き度が高いが憤りの反映であるとお考えいただきたい。やりたいと思う人らが出せる範囲でやればよいと真面目に思う。

2017年5月22日 15:11

日曜二題

筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。自分自身は盆暮れ正月含め年中起きる時刻をほぼ変えないのだが、よく休日朝に寝だめする人がいるのでひとこと。いわゆるブルーマンデー症候群につながりやすいのだとか。