見出し画像

Google Data analytics Certificate- キャリア認定コースを受講した感想について書きました


はじめに

 みなさん、こんにちは!今回は現在受講中のGoogleキャリア認定コースのデータ分析講義について紹介させていただきます。


なぜそんなことを?

 現在、私は某マーケティングチームで仕事をしているのですが、その際にデータ分析を生かしたマーケティングの施策の提案や業務の問題解決を行うスキルを学びたいと思ったためです。また、Googleの認定資格を取得することで自分のキャリアアップを図りたいと思いました。


Googleキャリア認定コースとは?

 Googleキャリア認定コースとは、オンライン学習サイト「Coursera」で提供されている、オンライントレーニングプログラムです。成長・高需要のキャリア分野で即戦力となるスキルを獲得する事が目的で、関連する経験や学位等は必要なく、誰でも参加可能なトレーニングプログラムです。


学習サイトCourseraについて

 コーセラ(英名:Coursera)は、スタンフォード大学コンピュータサイエンス教授Andrew NgとDaphne Kollerによって創立された教育技術の営利団体です。世界中の多くの大学と協力し、それらの大学の講義をいくつか無償でオンライン上に提供していることで有名です。(wikipedia参照)


コースの背景

 このコースが生まれた背景は、Googleのグローバル担当上級副社長を務めるケント・ウォーカー氏のブログで掲載されています。

 ウォーカ氏は、ブログの中で「2010年以降に生み出された新しい仕事のうち3分の2は、高レベルまたは中レベルのデジタルスキルが必要です」と言っています。また、デジタルはビジネスを支援する大きな力となる一方で、「よい仕事を得るには高いスキルを身に付ける必要がある」と述べています。

 データ分析の仕事は、将来的に需要が見込まれていてその人材も不足しているため、それらのスキルを学べる環境を用意することが重要であると書いてありました。


データ分析とは?

画像1

そもそもデータ分析とは何でしょうか。Googleはコースの中で、データの集計・加工・視覚化の作業を通して有用な情報の発見、結論の通知、および意思決定のサポートを目的とする一連のプロセスと説明してます。

 企業のマーケティングチームで働くデータ分析者の場合、ECサイトの売り上げデータ等をSQLやエクセルで集計・加工し、それらをグラフとして見やすくすることで、キャンペーンの効果検証や企画、来期のマーケティング戦略を考えたりします。また、それらの結果をステークホルダーや上司に向けてプレゼンテーションを行ったりします。


データ分析コースのカリキュラム

画像2

コースはカリキュラムは6か月の期間を想定し、データ分析に必要なツール(スプレッドシート、SQL、Tableu、R)の使い方や、でデータ分析をするうえで大事な考え方や実際の業務で分析を進めるためのフローやステップについて学ぶことができます。以下のサイトでカリキュラムの詳細について書かれています。

〇カリキュラム概要
・コース目的           ジュニアレベルのデータ分析技術者になる
・期間(実績)             6か月
・総時間(実績)          240時間弱(毎週10時間やると約半年)
・期間と期限             特になし
・使用するツール     スプレッドシート Tableu SQL R
・講義形式                ビデオ・スライド・クイズ・プログラム演習
※基本英語だが、ビデオは日本語字幕あり
コース概要
1. データ分析の基礎知識
2. データに基づいた意思決定のための質問方法
3. 分析のためのデータの準備
4. ダーティなデータからクリーンなデータへの変換
5. スプレッドシートやSQLを使ってデータを集計する方法
6. ビジュアライゼーションでデータを共有する
7. Rプログラミングによるデータ分析
8. 講義のまとめ

 Googleキャリア認定コースは、カリキュラムの内容に沿った8つのコースで構成されており、すべてのコースを受講したら資格が認定されます。講義はGoogleで実際に仕事をされている方によるビデオ講義が大部分をしめており、講義の後は3~6問ほどの小テストに合格する必要があります。各章毎にテストがあり、テストに合格しないと次のコースに進めないようになっています。なお、テストは一日3回まで等の制限があるため何回も受けることができないシステムになっています。講義の内容は英語ですが、動画下にその講義で説明する英語の文章が掲載されているため、英語がわからない方はそれらをGoogle翻訳にかけることができるようになっています。

コースの雰囲気

 実際の講義は、Youtubeでも一部見れるため、受講する前に一度確認すると良いかと思います。また、Googleの認定コースは、データ分析以外にもプロジェクトマネジャーやITサポート等ほかのコースもあるため興味がある方は確認してみてください。


受講にかかる費用

 このコースを受講するためには「Coursera」に登録する必要があります。「Coursera」の費用はコースにより値段が異なりますが、月額4500円程度で受講できます。コースは、約半年で終了できるように設計されているため、最大2万7千円程度かかります。ただ、半年という期間は目安なため、人によっては2か月で終了する人もいれば、半年以上かかる場合もあります。2か月で終了したら9000円程度で済むため、かなりお得なコースだと思います。

認定コースを習得すると

 コースを無事終了し、認定コースの資格を取得すると「Linkdin」等で企業に自分のスキルをアピールすることができます。また、Googleはこれらの資格を推進させるために、ウォルマートやベスト・バイ、Huluといった企業やGoogle本体とも提携し、プログラムの終了後に提携企業に対してGoogle認定資格を取得した人だけが閲覧できる求人などを紹介する等し、受講者が就職先を見つける等の支援を行う予定です。


コースを受講してみて良かったこと

1. 課題を通してデータ分析の体系的な知識を身に着けることができる
 動画やスライドだけで基本的な知識を身に着けるだけでなく、実際に手を動かしてデータ分析に必要なツールの使い方を学ぶインタラクティブなコンテンツも含まれています。実際にGoogleスプレッドシートやSQL(BigQuery)の使い方などGoogleのツールを使用して学ぶことができます。

2. いろんな人と一緒に講義を進めていく感覚がある
 コース内には、ディスカッションができるフォーラムがあり、ある問いに対する対応方法や感想を読むことができます。受講している人は世界中にいるのと社会人の人達が多く、ほかの国の働き方が垣間見えて面白いです。
また、Google社員のインタビューもいくつかあり、「軍隊で仕事をした後に、2年間データ分析の勉強を行いGoogleでデータ分析している」といったような実際に働く人たちの様子も見ることができます。

まとめ

画像4

 いかがでしたでしょうか。コースができて2か月程しか経過していませんが、現在15万人以上の人がデータ分析コースを受講しており、このコースがとても人気であることが感じられます。日本ではあまり知られていないため、資格としての効果は低いと思いますが、Googleの知名度を考えると後々とても大きな影響を与える資格になると思います。皆さんもぜひ受けてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?