ブラック企業タイトル

【第7話】話の通じない相手に、どんな話を持っていっても時間の無駄

※連載モノなので、続けてお読み頂く場合には、マガジンからお読み頂くと、順番に読むことができます。


本文を書き始める前に、連休中にフォローとコメントを頂戴しており、SNS初心者の私としては、

「超絶嬉しい!!!!!!」

フォローして頂いた方々、ありがとうございます。

数年前、友人に勧められてフェイスブックを始めましたが、毎日アップするネタを探している自分に嫌気がさして、すぐ挫折。

実名だと、あんまりなことを書けないですし(-_-;)

ツイッターは友人のアカウントをフォローするために登録したまま、自分は貝のように無言を貫いています。(別に「私は貝になりたい」わけではありませんが・・・)

noteの機能で、投稿時ツイッターで友人に知らせるみたいな機能があるようですが、まだどうなるのかが分からないので、触れていない状況です(-_-;)


noteを知るちょっと前に、「ブラック企業の跡取り婿なんだが、俺はもうダメかもしれない」を憂さ晴らしに書きなぐってやろうと思い立ち、勉強を兼ねて自分でブログを立ち上げたのが、本格的にSNSを始めたスタートです。

でも、自前のブログって、見て貰えているのかどうか、さっぱり分からない。上手いこと作っている人のやり方を学んでいこうと思います。


で、今回フォローを頂いた方の中で、ちょっとショッキングというか、かなり心を揺さぶられたので、少々感想を書かせて頂きます。


なんだか、

「発想が柔軟」

「環境に縛られたくない→だから自分の本当に信じれるもののために努力をする」


選択肢が多い今の時代だからこそ、

「自分はいったいどうしたいのか」

ということを、見失ってはいけないのだと、教えて頂きました。


なぜこんなにショックをうけたか自分なりに分析・・・


ああそうか、俺いま、

「一族経営の理不尽から意地張って飛び出したけど、『何をやってもいいんだ』という環境になって初めて、『俺、一体何がやりたいんだろう』と、なんだか、飼育小屋から飛び出したけど、どっちにいけばいいのか分からないウサギみたいな状況」(ウサギを飼っているのでウサギが浮かんだ次第)


けんごさん、おじさん長年「飼育」されてたから、どうしたらいいのかわからないよ~(泣)


なんて、40手前のおっさんが、そんな恥ずかしいことを言っていられません!

私も2児の父親。子供に父親の威厳ってやつを見せなきゃいかんじゃないか!

そう、自身を鼓舞して、今できることを迷わず挑戦することを決意しました。

急に暇ができたので、まずは「ブラック企業の跡取り婿なんだが、俺はもうダメかもしれない」の連載と、自前のブログだけは、書きなぐり続けてみようと思います。

[前振りが長くなりましたが、以下、本文です]

私は自分が過労死しないために、せめて顧客管理システムの開発だけは、外注すべきと、消費者金融用のシステムを提供している2社に見積依頼をした。

A社「初期費用で1500万円(サーバー、PC等別途400万円)、月額保守料として、月10万円です。

B社「初期費用で1700万円(サーバー、PC等含む)、月額保守料として、月8万円です。」


顧客管理システム、業務系システムって、お高い。

フルオーダーだとこの1.5~2倍ですよとか、シレッと言われる始末。

でも、それだけの仕事を、「素人がたった一人で」やるのは、頭おかしいだろう。

勇者座右、2度目のラスボス討伐に向かう

"座右の攻撃"

(A社、B社の見積を『両手持ち』アビリティで装備)

「お義父さん、システム開発って、こんなにかかるんです。」

「会社の存続を左右するようなこんな重要な仕事を、素人仕事では危険だと思います。外注すべきです。」

"ラスボスの攻撃"

「座右、お前は、 『高い財布を買ったら、中身が無くなった』という話を知っているか?」

「中小企業はシステムにそんなお金かけられないんだよ。」

「うちの今のシステム、これだって、『俺が開発した』んだよ。俺が出来たんだから、お前にできないという理由にはならないじゃないか。」

ファ!!!!!

え、ちょっと、お義父さん、あなたシステム開発できんの?

なら、一緒にやりましょうよ!

"ラスボスの攻撃"

「プログラミングはできないよ。昔からの友達に、商業高校卒の奴がいて、そいつがBasicできるんだよ。持つべきものは、多芸の友人だな。うちのシステムは、そいつに作ってもらったんだよ。」

(Basicです。ビジュアルじゃないBasicです。CUIです。)

"座右は混乱している"

え?今、「俺が開発した」って言いましたよね?

"ラスボスの攻撃"

「ああそうだ。俺が、仕様を伝えて出来上がったシステムなんだから、開発者は俺だろう。」

"座右はショックで死んでしまった!"


「おお、座右よ、死んでしまうとは~」(5話をご参照下さい)

"ラスボスの攻撃"

「友達の佐藤に、こんなことできる?あんなことできる?って聞きながら、徐々に作っていったんだよ。その度に、酒を飲ませたり、ちょっと小遣い渡したりして、そうだな、100万くらいで収まったんじゃないか。」(どや顔)

てかお前、何回攻撃やねん!チートじゃんかよ!こっちにもターン寄越せよー!

もう、話の内容自体にツッコミ入れる気も起きない。

"座右は逃げ出した"

"しかし回り込まれた!"

(ああ、ボス戦逃げられないのがロープレの定石)

"ラスボスの攻撃"

「お前も全部自分でやろうとせず、姉さん達がいるんだから、頼めることは頼んでいかないと。それと、大学時代の友人でそういうの得意な奴、いるだろう。協力をお願いしてみろよ。『多少なら』費用を出してもいい。『多少なら』な。」

"座右は体が痺れて動けない"

"ラスボスの攻撃"

「中小企業は、お金じゃなくて時間を使うんだよ。」

だから、その「時間」、俺のライフタイムですから。

「できることはなんでも自前で、DIYでやるのが、経営の楽しみの1つなんだよ。出来上がった時の喜びは、お金には代えられないものなんだ。」

「ちょっとくらいおかしくても、動けばいいんだよ。」

経営と趣味をちゃんと線引きしよう

いやいや、それは「経営」ではなくて、「趣味」だな。

家庭菜園ならそれでいい。

だが、あんたがやっているのは、「金融業」だからな。

そんなリテラシーで、よくやってこれたな。

時代が味方したのか。

やはり、資本主義社会というのは、「持つべき者が持つ」ということなのか。

先代の遺産を金融業でグルグル運用しながら、決して大きく儲けてはいなかったようだが、家族が食える+αくらいは稼いでいる。

ああ、でもオヤジ、法律には強いから、法的回収を自前でやることで、そこで弁護士費用を浮かせることができたのが強みだった様子。


だめだ。どうやら逃げ道はないらしい。

ちなみに、A社とB社の見積は、チラっと見て、ポイっと突き返されました(泣)


ちなみに、A社は大学時代の友人が勤める企業。個人的に手伝う気はないかと一応聞いてみたが、

「いやいや、それなりにお金出してもらわないとできないよ。それに、仕様の設計とかは俺、新人だから分からないよ。」

だめかー。

いやいや、こんな恐ろしいことに友人を巻き込まなくて良かったと、今は思う。


座右「じゃあお義父さん、古いほうのシステムの『仕様書』は無いんですか?」

義父「そんなものは無い。20年かけて、その都度、機能を追加追加してきたし。まあシステムを触ってみれば、何をやっているか分かるじゃないか。」

座右「その佐藤さんというご友人は?」

義父「ああ、最近連絡取ってないが、電話番号教えるから連絡とってみろ。」


ワンマン経営者に友達っているの?

佐藤さんに電話して相談してみましたが、全く協力を得られないどころか、

「Basicなら教えられるけど、もうそういう時代じゃないな。」

「ていうか、お前の義父には随分苦労させられた。もう懲り懲りだわ。お前も大変だろうが、体に気を付けて」

的なことを言われて電話を切られる・・・

ああ、オヤジ、嫌われてるんだな。

俺は、自分の仕事で友達を犠牲にするような生き方はしないでおこう。

それにしても、ソースコードの見方すら分からない状況で、一体どうしろと。

しかも、法律の改正が1年半後に迫っている。

ここまでに絶対に間に合わせないと、この会社、詰む。


悩んだ挙句、

「やるしかない。」

と、腹をくくった。

自分で自分を納得させるようなことは、精神衛生上良くない

私、デキ婚でお婿にならなかった場合、システム会社の内定をもらっていたので、システム会社に勤める予定でした。

まあ、元々やってみたい仕事だったから、やれるだけやってみようと、

「間違えて思ってしまった!!」

もっともらしい理由で、なんか自分を納得させてしまった。

「跡取りとして、会社を護れる力を身に付けたい」

とか、当時健気に思ってたな。(日記を読み返すとそんなこと書いてる俺)


ああ、ますます寝れない。

遂には、会社の事務所で寝泊まりするように。

歩いて10分の家路が、もう面倒になって。

事務所出てすぐ近くに、コンビニがあったのもいけなかった。

頭を使い、体力を使うし、腹が減る。

イライラするので、変な時間にバカ食いする。

疲れたら事務所のソファで横になり、目が覚めたらまた作業。

身長162cm、体重55キロから、半年で一気に70キロくらいまで、増量。

趣味らしい趣味も持てず、ひたすら事務仕事とシステム開発(最初は旧システムの機能確認)をマルチタスクでやっていく。

全く縁の無いとこにお婿に来たもので、友達、いない。

死ぬわ。

死んでしまうわ。






私、生命保険に加入しました。


【次回予告】

「ああ、底なし沼って、こういうのなのね」

~座右の銘は「不撓不屈」・私は絶対にあきらめない~


【第8話】はこちら↓↓↓ 続きを読む前に「スキ」忘れないで〜





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ホームレス高校生→ブラック企業の跡取り婿→創業者一族の理不尽に反発して独立 苦労続きの人生をノンフィクションで綴り、あなたの励ましになりたい 過去を振り返りながら、人の優しさを思い出しています 人が輝く資本主義を体現する、力のある経営者を目指します 座右の銘は「不撓不屈」
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