ホームレス高校生から這い上がった話

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ノート

【第32話】後悔の日々

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俺は、なんということをしてしまったのだろう。

傷害事件に遭って傷付いている妹に、平手打ちをするなんて。

最低の兄貴。

いや、女性をひっぱたくなんて、男としても最低だ。

俺なんて、マトモに生きる資格など、ない。

毎日毎日毎日毎日毎日

後悔後悔後悔後悔後悔

茉奈は一体どこに行ったんだろうか

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【第1話】ホームレス高校生になった話

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 「ホームレス中学生」という本が以前流行りましたが、私もいつか「ホームレス高校生」という本を書こうと思います。

 元々貧乏な家庭に生まれました。 貧乏の理由は、親父の借金。 母親曰く、「アンタの父親は4年に1度、パチンコで派手な借金を作る男」とのこと。

 その話を聞かされる度に、内心「オリンピックかよ。」と、突っ込みを入れ

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【第2話】毎日が崖っぷちの生活

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親父が失踪してからの生活

 親父が蒸発し、母親は女手一つで私と、4才下の妹、12才下の妹を育てることになりました。 詳しいことは分かりませんが、親父との離婚手続きをして、児童扶養手当を受け取りながら、母親は毎日懸命に働いていたとおもいます。

 私は高校生になり、家計を助けるため、アルバイトをするようになりました。 親父がいな

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【第3話】突然のモテ期到来

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幸の薄い男がモテることもある

 そんな不安定な毎日を過ごしていた私に、突然モテ期が来ます。 同級生に誘われて参加したボランティア活動のサークルで、二人の女性に出会いました。

 一人目は、隣の高校の同い年のTさん。 セーラー服姿が眩しい、瞳が大きく、笑顔の素敵な女性。

 二人目は、7才年上の、社会人Yさん。 スタイル抜群の美

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【第4話】モテ期というのは、人生に何度かあるものです

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年上のお姉さんに、いいように手のひらで転がされているとも気付かずに

 「ついに童貞卒業か」

 なんてしようのない妄想を膨らませていた私でしたが、一目惚れしてしまったTさんとも、なんだか甘酸っぱいことになっていきました。

 当時とある球技の部活に入っていた私は、その部活の練習試合で隣の高校に行きました。 隣の高校といえばTさ

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【第5話】優柔不断な男には明るい未来など来ないのだろうか

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もしかして待ち伏せされてたの?

話はTさんを見送った電車の駅に戻ります。

 Tさんの手提げバッグを握りしめて、どうやってTさんに返そうか(というか、二人で会う約束をゲットしようか)と思いを巡らしながら改札を出る私の目の前に、なんとYさんが偶然現れたのです。(偶然だと信じたい私)

 「おつかれ!今帰りなの?私もちょうど出張か

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【第6話】自ら負け犬になることを選んでしまう生き方

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中途半端な恋愛はやっぱり良くない

 ズルい話ですが、私はTさんに想いを伝えて、振られたらYさんと付き合おうと考えるように。

 クリスマスを直前に控え、私はTさんをデートに誘い、脈がなければあきらめようと決意しました。

 ボランティアサークルのイベントが12月23日にあり、その夕方の帰り道、Tさんに声をかけました。

 「T

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【第7話】天国からの転落は、ダメージが大きい

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年上の素敵な女性との時間

 こうして、7才年上の魅力的な女性と付き合えることとなった私でしたが、それはそれは、幸せな時間を過ごすことができました。

 なにせ、幼少の頃から、家庭での良い思い出がなかったのです。

 大人の女性とのデートは、貧しい高校生にとっては、夢のような時間でした。

 今まで食べたことのないような、美味し

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【第8話】ホームレスは突然に

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青天の霹靂

 携帯電話等を持っていなかった私とYさんとの連絡手段は、交換日記でした。
(なんだか恥ずかしい)

 忘れもしない・・・

 高校3年の6月梅雨時期、学校から帰った私を待ち受けていたのは、私とYさんとの交換日記を握りしめた母親でした。

 母親は、

 「いったいこれはどういうこと?」と。

 「付き合っている彼

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【第9話】行く当てのない絶望

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誰も助けてくれない

 私は行く場所に困り、最寄りの警察署に相談に行きました。 応対した警察署員からは、

 「あなたのことはお母さんから以前相談を受けています。未成年なのに年上の女性と同棲をして、家に帰らない不良だから、補導する機会があれば家に帰るようにキツく指導してほしいと言われている。」

 と言われ、今すぐ家に帰りなさい

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