マニフェスト答え合わせ【経済篇】

参院選公示され、選挙戦がスタートしました。

投票には行くんですけど、どの人・党に入れればいいかいつも悩みます。

それはきっと判断材料がないから。

なので判断材料の一つとして、前回(6年前)の参院選のマニフェストを振り返って、いまその答え合わせをしてみようと思います。


マニフェストの引用元:参議院議員選挙2013「マニフェスト・公約 比較表」

https://seijiyama.jp/article/special2/sangiinsen2013/party_hikaku_saninsen2013.html


経済

【経済】2013年

アベノミクスの「3本の矢」を一体的に推進。開かれた市場における自由な競争と長期的な国内投資によりダイナミックな経済活動を創出。今後10年間の平均で、名目GDP成長率3%程度、実質GDP成長率2%程度の成長実現を目指す。2020年度までにプライマリーバランスの黒字化。

→答え合わせ

名目GDPの成長率は平均1.8%(2013年~2018年)。ちなみに、実質GDP成長率の平均は約1.167%。プライマリーバランスはまだ赤字。2025年度の黒字化の実現も困難だということが2019年1月の経済財政諮問会議に提出されました。

【再稼働】2013年

原子力発電所の安全性は原子力規制員会の判断に委ね、再稼働は地元自治体の理解が得られるよう最大限努力する。

→答え合わせ

全国の原発状況は下記の通り(東京新聞 2019年4月3日)

https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1001



【電力業界改革】

これまでのエネルギー政策をゼロベースで見直し「電力システム改革(小売参入の全面自由化・発送電分離)を断行。

→答え合わせ

2016年に小売全面自由化、2020年に発送電分離の予定。

参照:https://www.smbc.co.jp/hojin/report/investigationlecture/resources/pdf/3_00_CRSDReport067.pdf


【次世代エネルギー】

今後3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入促進を行う。

→答え合わせ

1次エネルギー供給において、再生可能エネルギーの割合は2016年で10%(2010年は7%)

参照:https://www.smbc.co.jp/hojin/report/investigationlecture/resources/pdf/3_00_CRSDReport067.pdf


これが6年前のマニフェストの答え合わせです。

では、今回のマニフェストは6年後にはどうなっているか?

そんな想像をしながら投票してみようと思います。

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