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計画無痛分娩入院→緊急帝王切開二日目(後)


5月24日振り返り投稿続き。


坊ちゃんとの初対面のあと間も無く、鎮静剤?のようなものを入れられて意識がぼうっとし始めた。

気づいたら手術台からストレッチャーに乗っており、そのまま自分の部屋へと運ばれていく。
途中、母親とすれ違った。母親に「無事に坊ちゃんを見れた?」と聞こうと思ったが実際聞けたかどうかは覚えてない。

両足にフットポンプ(あれはなんて名前なんだろう?)みたいなものをつけられていて、それがシュー、プシュー、シュー、プシュー、と膨らんだり縮んだりする音ばかりが響いている。
しかし左足のポンプが動いてないことに気づく。様子を見にきた看護師にそれを伝えたが、「まだ足の感覚が戻ってないんですね」と言われる。
いや違う…フットポンプが…と言い返そうと思ったが、そのまましばらく眠った。

15時〜16時あたり
様子を見にきた看護師さんが、坊ちゃんを連れてきた。
この時もまだ帝王切開の傷の痛みはほぼ感じておらず、産後ハイのような状態。
枕元にそうっと寝かされた坊ちゃんはスヤスヤと眠っており、その堂々とした寝姿に看護師さんが笑い、私のスマホで写真と動画を撮ってくれた。
その後、数分だけ二人きりの時間を与えられたので、旦那に送るための自撮りをする。
怒涛の展開すぎて、旦那にはほとんど連絡ができていなかった。どんな心境だったんだろう??
いつか聞いてみようと思う。

坊ちゃんと看護師さんが部屋から出ていき、また一人になる。
そこからの記憶は曖昧で、多分ほとんど眠っていたんだと思う。でも眠れたという感覚がない。
部屋は真っ暗で、一時間おきくらいに看護師さんが導尿などの様子を見にきてくれる。麻酔による副作用で、頭痛や吐き気が出る人がいるらしいが、私は全く何の症状もなかった。
その日は絶飲食で、空腹感はないものの、喉はカラカラ。

眠っているのか起きているのかわからない意識の中で、スマホに残った坊ちゃんと自分の動画を繰り返し眺めていたことだけ覚えている。



※写真は、人生初母と子のツーショット写真。




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