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計画無痛分娩入院→緊急帝王切開三日目


5月25日振り返り投稿続き。
(当日に書いたものです)

術後一日目。

とにかく痛みが強い。
今日から飲食OK!
しかし楽しみにしていた入院食は重湯からのスタート…でもめちゃくちゃ美味しく感じた。

点滴に繋がれたまま。今日の目標は導尿を外して立ち上がること、母子同室(夜は預けることを推奨してくれた)。
頭痛や吐き気を心配されるが、その点の不快さは全くなし。
ただただ腹にナイフが刺さっているように痛い。

点滴の支えを使いながら立ち上がるので精一杯だが、強がりなのでぜんぜんいけますけど風を装う。立ち上がり、自分で部屋のトイレまで辿り着けたので導尿を外す。

昼頃、坊ちゃんが運ばれてくる。
非常に元気そう。むしろずっと眠っている。
しかし看護師さんの話だと、出産から一日二日は猫を被っていて眠ってくれるが、そこからが大変だとのこと。赤ちゃんも猫を被るのか…

初授乳。
母乳はまだ出ていないが、吸わせることに意義があるとのことで母乳チャレンジ→ミルクを飲ませる。
母乳…私の身体はウンともスンとも反応してないが大丈夫なのか…心配。
昼過ぎあたりに坊ちゃんがフニャフニャ泣くようになる。抱っこすると落ち着く。
まさか、このまま抱っこマンになるのでは…と心配になる。

坊ちゃんはとてめかわいいが、それよりも自分の傷が痛すぎて思うように動けない。
立ち上がりたくない、眠っていたい、でも横になっても痛い、とにかく痛いとしか考えられない。
やっと一人でできるようになった排尿が辛すぎる。

とにかく地獄。痛すぎて患部が痺れてるような感覚というのを初めて感じた。
リクライニングで立ち上がるだけで一苦労。

夜坊ちゃんを預け、うとうと寝ようとしてもなぜかビクッと痙攣するように何度も起きてしまう。蒸気でホットアイマスクに助けられた。

夜一人部屋で大泣きする。
自分のことばかりで、今日一日坊ちゃんをないがしろにしてしまった、と。
普通はこんなことあまり深刻に考えない大雑把な性格なのにおかしい。完全に身体が(ホルモンバランス的な何かが)バグっているとしか思えない。

この痛みがなければちゃんとテキパキ動けるのに、と悔しさもあった。
でもきっとこれは帝王切開じゃなくても同じことだったのだろうと思う。

帝王切開の傷は日にち薬。
明日目を覚ましたら、少し痛みが緩和していますようにと祈りながら就寝。



※写真は人生初重湯。


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