ラーメンより中華そばって呼びたい
本日(7/24)、人生で初めての食べ歩きをしてきました。
食べたものはすべて中華そば。ちょっとした小話を混ぜながら紹介していきます。
1軒目 路地裏の名店 "十三八"
徳島県は名西郡石井町にあるお店です。詳しい場所はググって、どうぞ。
さっそくですが写真をドーン。
鳥坂ラーメン(中)、¥580。要はご当地中華そばです。スープは県西部で食べられることの多い黄色系。昔ながらのものですね。個人的に一番好きなタイプのスープです。
シンプルながらもとてもおいしい…。シャキシャキもやしにチャーシューは定番ですね。メンマが熱々なのもいい…。たまにメンマが冷蔵庫から出してすぐ入れたのかぬるい(あるいは冷たい)ものがありますが、あれはダメです。それだけで印象がよくありません。
開店すぐ入ったのに大混雑で注文から半時間くらい待ってようやくありつけた1杯。たいへんおいしゅうございました。
平日は売り切れで営業終了することもある人気店、また行きたいですねぇ!
2軒目 豚骨ベースなのにあっさり "岡本中華"
次は小松島市中田町にあるお店、岡本中華。
こまけぇことはいいから写真だよ写真!!
中華そば(小)、¥600。豚骨ベースに鶏や野菜からとった出汁を加えて作るスープは白系と呼ばれるもので、あっさり。麺はこちらで一般的なストレート面ではありますが、ちょっと太め。スタンダードな中華そばとは違って海苔がのっています。アガりますね!
基本的な具の構成は1軒目と一緒。もやしにチャーシューにメンマ。まあ、徳島の中華そばはこれが普通です。ココのメンマも熱々でいいゾ~コレ!
こちらもけっこう並んでましたね。到着してから20分待ってようやく入店できました。県外から来る人もいるくらいの有名店ですからね。しかたないね。
白系スープの店は近年では少ないので、実はレアな存在。永く続いていってほしいですね!
3軒目 いわゆる"徳島ラーメン"の一大勢力 "麺王"
中華そば、¥550。
はい、どこからどうみても徳島ラーメンです。本当にありがとうございました。
豚骨醤油の茶系スープは言わずと知れた徳島ラーメンの主役。細いストレート麺に甘辛く煮込んだ豚バラ、そしてメンマ。店によってはもやしが入ります。
食べ歩き3軒目なのでさすがに注文しませんでしたが、本来は横にご飯があります。白飯だよ!
県外のかたには信じられないでしょうが、徳島ラーメンはご飯のおかずなのです。事実、ラーメンは並サイズを注文しても一般的な中華そばよりも量は少なく、ご飯おかわり自由の店舗がそこそこあります。これは他系統のスープの中華そばでも同様。そんなんだから糖尿病が跋扈するんだよ。
感覚的にはお好み焼きをご飯のおかずで食べるのと一緒です(わかるかな?)。
あんまり濃いめの味は好きではありませんが、今の時期はこれがうまいんですよね。体が塩分を欲していますからね。
ちなみに麺王では替え玉無料券なるものをもらえます。1回食べると2回目以降は実質2杯食べられます。とっても経済的! ですが、1回の注文に1枚しか使えないのでご注意を。昔は何枚でも使えたらしいですけどね。
余談:徳島県の中華そば事情
ここまで3軒見ていただきましたが、これら3系統のスープは基本的にはベースに豚骨を使っています。
白=豚骨+鶏(+野菜)
黄=豚骨+鶏+醤油(低比率)
茶=豚骨+鶏+醤油(もしくは鶏抜き)
諸説ありますが、日本ハム(旧徳島ハム)の工場があったため、豚骨の入手が容易だったことが大きいといわれています。それ以外にも精肉会社はそこそこあるんで、手に入りやすかったのは事実なんでしょう。なので豚骨ベースが多いんですかね。
あと3枚目。多分一部の人は「生卵乗ってねぇじゃん!」って言いそうですが、ぶっちゃけ県民でも乗せる人あんまりいません。デフォルトで乗ってるとこ自体ないです。探せばあるでしょうけど。
乗せるにしても茹で卵か煮卵です。味が薄くなっちゃいますのでね。
さいごに
今回訪れた3店舗以外にも名店はたくさんあります。茶系なら東大、大孫、奥屋、やまきょう…。黄系は王将ですかね。もっと有名なところがあったように思いますが。
徳島にいらした際は楽しい中華そばライフをお過ごしください。自分のお気に入りのスープのものを見つけてくださいね!
鯛塩ラーメンなるものもあるので、ぜひぜひ
ではでは。
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