目の前で行列に割り込まれた

レジの行列をソーシャルディスタンスを保ちながら並んでいたら、いきなりおじさんがヌッと現れ、その聖域(ディスタンス)に踏み込み、、要するに列に割り込まれた。
やられた。
でも、見た感じパワータイプのおじさんだったので、注意したら何をされるかわからないので、泣き寝入りししてしまった。
(ちなみに僕は風タイプ)

そして、何が申し訳ないって、僕が割り込まれることによって、後ろに並んでいた人全員の順番待ちを一個遅れさせることになる。

後ろからの
「お前がモタモタしてるせいでこっちも順番一個遅れたやんけ」
という、無言の圧を感じる。

ちょっと待ってくれ!
確かに割り込まれのは僕のせいだけども、僕に全てを任せ過ぎではないのか。

僕より後ろに並んでる人で、パワータイプおじさんに注意できる人がいたら、後ろから注意して欲しかった。

そう、列に並んでる時点で、みんなチームなんだから。
割り込まれたということは、僕より後ろの人は全員一点取られたみたいなもんだから、全員で守らないといけないのではないか。

サッカーで、ディフェンダーが一人抜かれたからと言って、ゴールキーパーが何もせずに突っ立って
「はい、お前のせいで一点取られたー」
と、言ってるみたいなものではないか。

チームなんだから、僕が割り込まれたらもっと後ろから、フォローして欲しい
「どんまいどんまい!後は俺に任せろ!」
と、パワータイプおじさんを追い払ったりして欲しい。

そういう意味では、僕も良くなかった。
割り込まれた瞬間に、後ろに並んでる人に

「今、割り込まれました!パワータイプのおじさんなんですけど、立ち向かえる人いますか!?」
と、
「お客さまの中にお医者さまはいますか」ばりに呼びかけるべきだった。

そしたら、後ろから
「私が」
と割り込みを阻止してくれる人が現れたかもしれないし、割り込みを阻止できたら、チームとして一つ強くなれたのに。

割り込み阻止して、みんなで
「ナイスディフェンス!」
「この調子!」
「オッケー!切り替えよ切り替えよ!」
と声を掛け合いたい。

並んでる最中も、ずっとみんなで
「集中集中!!」
「声出していけよ!」
と言い合っても良いかもしれない。

そして、行列に割り込まれないままレジまでたどり着いたら
「ナイッシュー!」
と言ってもらいたい。
※この場合のシュートとは、レジまでたどり着くこと。

そして、レジでお会計をした後で
「もっとこのチームで並んどきたかったな」
と思いたい。
良いチームだったな。と。

これからは、行列に並ぶ時はチームワークを意識するようにしよう。

てか、割り込みすんなよおっさん!!

#エッセイ #コラム #毎日note #随筆 #行列 #マナー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?