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おばちゃん大冒険~一人でヨーロッパへ③まず仁川へ✈

アラ還おばちゃんが海外旅行20年のブランクを経て、2024年3月に単身ヨーロッパ(主にベルギー)に行ってきた話です。
今回は、出発当日にフライト変更の連絡を受け、あたふた出発して1回めの乗り換えをするまでです。ほぼ備忘録ですが、よろしかったらお付き合いください。(長いです)

本当に搭乗できるよね?


「福岡空港国際線のアシアナ航空のカウンターに行ってチケットを見せてください。」
旅行会社のサポートセンターとの電話で言われたその言葉通りに、チェックインカウンターをめざす。当初の予定なら国内線ANAのカウンターだったのだが.....
大きなスーツケースを運ぶ人たちがたくさんいる。おお国際線だ~!
ここ数年、福岡を訪れる外国人(韓国 台湾 タイあたり?)が非常に多いように感じていたが、なるほど外国人たち、こんなにいるのか~。「たくさん」と文字にしてみると大したことなさそうだが、出発ロビーにあふれかえる人、ひと、ひと・・・、聞こえてくるパワフルな声は韓国語・・。すごい人数でなかなかの大荷物。既にコリアンパワーに圧倒されている。
アシアナ航空のカウンターはすぐに見つかった。(大きすぎないところが福岡空港のいいところ) 

ほぼアジア

時間にかなりの余裕をもって来ていたので、並んでいる人はまだ数名しかいなかった。前にいるお兄さんは緑色のパスポート、後ろにいる母娘(?)二人連れは韓国語で話している。
アシアナのスタッフがカウンターに入りチェックインが進んでいく。
わたしの手元にあるeTicket控えには「羽田」「フランクフルト」はあるが「仁川」とは表示されていない。「本当にここでいいんだよね。そう言われたよね。」とドキドキが止まらない。
わたしの番がきた!カウンターのスタッフは、おばちゃんの私が見てもキュン♡とするような美しい韓国人のお姉さん。
わたし「ANAの航空券なんですけど、フライトが変更されて、こちらのアシアナのカウンターに行くように言われました。」
お姉さん「(ticket)お預かりします、システムでお調べいたします。(カタカタカタカタ・・・・)」
大丈夫よね、大丈夫よね・・・
お姉さん「あの・・お客様」 
わたし「はいっ(うわー、何か問題でも)」とヒヤリとしたが、
ANAで指定していた位置の座席(前方、中央の通路側)に空きがなく窓際になるが、それでいいか?という確認だった。
ロングフライトで窓際か~、トイレ困ったなあ、と思ったがないものはないのだから仕方ない。お姉さんが言うとおりにした。
ここで、①福岡→仁川  ②仁川→イスタンブール  ③イスタンブール→シャルルドゴール  3枚のボーディングパスを受け取ることができた。

やっと手にした搭乗券♬嬉しくて並べて撮影。
これも後日、保険金請求の時に役立った。

前日朝のルフトハンザ欠航を知ってからの怒涛のような出来事にやっと終止符がうてた。    いやいや、旅はこれから!!

スーツケースを預け(パリで会おうね。ロスバゲせずに、ちゃんと出てきてね。)、ホッとしたら急におなかがへってきた。バタバタして昼食を食べていなかったことを思い出し、おにぎりを買って食べた。

保安検査や出国手続きをすませて中に入ると、またまたものすごい人。コリアン、いや、アジアンパワーに飲み込まれそうになる・・・ここはまだ福岡なのに、日本語が聞こえてこない〜。

仁川へ✈


あっという間に搭乗時間になった。窓際の席で隣は韓国人の若い男性二人連れ。
20時50分頃いよいよ離陸。いろいろ、いろいろいろあったけど、本当に行くんだな・・と何かが胸にこみ上げてくる。30~40代、ちょくちょく海外へ行っていた時はこんな感覚はなかった。久しぶりだから?年齢を重ねたから?

福岡の夜景
行ってきます‼️
ハングル文字、読めない💦

福岡の夜景が見えなくなってモニターをあちこち触っているうちに、機内食のサービスの時間♬福岡から仁川までは1時間ちょっとなのに。
出されたのは小さいボックスに入ったプルコギとパックのお水。まだおなかがへっていなかったが(おにぎり食べたし)、おいしくて完食!はやくお水も空っぽにして片づけてもらわなきゃ・・と焦る。

旅〜♬
和風の味つけ。つゆ少なめの牛丼?
後日調べたらプルコギだったようでした(笑)

と、思っていたら眼下に明かりが見え始めた。もう韓国まで来てるんだ。近いね~。早いね~。東京に行くより近いよね~。と、ワクワク♬

とっても明るくて目立ちました。
これ、何だろう?
何か分からないけど、キレイ

そして、あっけなく22時過ぎに仁川空港に着いた。

仁川空港で乗り換え

22時過ぎの仁川空港は静かだった。福岡からの乗客はほぼ韓国に入国して行ったので、私のまわりは誰もいなくなった。

この入り口に気づかず、少し通り過ぎた所で係員に尋ねたらすぐ後ろだった。誰も歩いていない....
ただただTransferに向かうのみ
でも、誰も歩いていない


案内通りに進んでいったら、シーンと静まり返った保安検査場。係員は2人、検査されるのは私1人。こんな経験は初めてだ。私の荷物チェックが終わった頃、数名が後からやってきた。

それから次の搭乗ゲートに向かった。
昼間なら賑やかだろうなあ、韓国気分を味わいたかったなあ、と思った時、フライトキャンセル、変更された結果を楽しんでると気づいた。あちこち行けるや〜ん♬

夜なので閉まっていた
興味あるなあ

無事に搭乗口にたどり着いたら、既に大勢の人が待っていた。旗を手にした添乗員さんらしき人が数名いたので、いくつかのツアーのグループがいたようだ。福岡空港で感じた圧倒されるようなコリアンパワーはなく、比較的静かだった。


日本人、いないよね〜、と、ぼんやりしていたら、突然、私の名前がアナウンスされた‼️慌ててカウンターに行くと、チェックイン出来ていなかったのか、よく分からないけど、機内持ち込み荷物にターキッシュエアラインの赤いタグをつけられ、優先レーンを通って機内へ行くよう促された。なんか、よく分からなかったけど、イスタンブール行きの飛行機に乗れたー‼️‼️‼️‼️(よく分からなかったままでいいのか⁉️)

第一関門をクリアできた、そんな感じだったかも。

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