シュールな世界観に癒やされる2分半
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シュールな世界観に癒やされる2分半

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大ヒットコミックを実写ミニドラマ化した『きょうの猫村さん』。二足歩行でしゃべる猫が家政婦として務める、というトンデモ世界観が、やみつきの癒やしをお約束。

ほっこりゆる~い、猫が出ない猫ドラマ

人気同名コミックを実写化した本作。これを知ったとき、猫村さんをどうするの?……と思ったら、斜め上からのアプローチにおったまげ。CGやアニメの合成ではなく、猫耳をつけた俳優。しかも強面・松重豊。こんなミスマッチなアイデアが!? と感嘆したもの。
原作のほしよりこは放映開始時のコメントに「原作を忘れて、キャストが豪華なドラマを楽しみましょう」と寄せているが、いやいや、驚くほど原作どおりなんですよ、これが。忘れようにも忘れられないくらい、猫村さんがそこにいる。めちゃ人情味たっぷりの家政婦さんで、ときにおせっかい、ときに野性を取り戻す原作どおりの猫村さん。1話2分30秒という短尺も、猫耳松重さんの違和感を感じるすきを与えない勢いに絶対必要。ゆるいけど普遍のホッコリ感あふれる本作、一気観で楽しんでほしい。

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原作はベストセラーコミック

同名の原作は、03年からウェブコミックとして連載が始まり即座に話題に。その後、フィジカルな単行本としてこれまで9巻がリリースされ、累計340万部以上を売り上げるベストセラーとなった。なんといっても、鉛筆画の独特なタッチで描かれるキャラクターが魅力的。主人公の猫村ねこは原作では本物の猫設定だが、二足歩行で人間の言葉をしゃべり、家政婦としての腕前もピカイチ。シュールな設定なのに、猫村さんと奉公先である犬神家の面々との人情ドラマに癒やされまくる。ドラマ版では、このホッコリ感が完全に再現され、原作ファンにとっても納得の風合いが楽しめる。

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ゴージャス過ぎるキャスト&音楽

猫耳かぶりものをした松重豊が、猫村さんらしいのんびりしたセリフや仕草を演じているだけでも強烈なのだが、他の役を演じるキャスト陣の豪華さにはびっくり。犬神家の主で大学教授の金之助を松尾スズキ、その妻で家事全般が苦手な整形美人・冴子を小雪、反抗期でグレた娘で猫村さんが特に気をかける尾仁子を池田エライザなど、映画でも主演級のスターばかりが、猫村さんワールドを再現する。また、松重が歌う主題歌「猫村さんのうた」の作曲を手掛けたのは、なんと坂本龍一! 豪華かつ実力派が勢揃いして本気で取り組んだミニドラマだからこそ、何度でも楽しみたくなる作品に仕上がったといえるだろう。

text/よしひろまさみち

「きょうの猫村さん」Huluにて 配信中!こちらからご覧いただけます▼


よしひろまさみち プロフィール

映画ライター。音楽誌、情報誌、女性誌の編集部を経てフリーに。『sweet』『otona MUSE』のカルチャーページ編集・執筆のほか、雑誌、Webでのインタビュー&レビュー連載多数。日本テレビ系『スッキリ』での月一映画紹介のほか、テレビ、ラジオ、イベントにも出演。Twitter:@hannysroom

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